見込み客がこぞって欲しがる無料オファーの作り方

無料オファー

無料オファーは、見込み客を集めるために重要な役割があります。見込み客にとっても魅力的なオファーを作ることができれば、より多くの見込み客リストを獲得できるようになるからです。

ここでは、あなたの見込み客が「これ欲しい!」と思ってくれる無料オファーの作り方を5Stepで紹介します。ぜひ内容を確認して、今すぐ実践してみてください。

無料オファーの基本知識

無料オファーを使っていく上で、「そもそも無料オファーとは何か?」「どんな役割があるのか?」それを最初に確認しておきましょう。


無料オファーとは「強力な集客ツール」

無料オファーとは、あなたの見込み客にプレゼントする無料コンテンツのことを意味しています。

無料オファーのイメージ図
  • PDFレポート
  • 動画
  • 音声
  • 過去のセミナー映像

こうしたコンテンツを無料でプレゼントすることが一般的です。

無料でプレゼントするかといって、何をプレゼントしてもいいわけではありません。ポイントは、見込み客が価値を感じてくれるコンテンツを提供することです。


無料オファーをプレゼントする目的

無料オファーを使う目的は、すばり集客です。(ひとり起業家にとっての集客とは、見込み客のメールアドレスを獲得すること)。

つまり、無料オファーをプレゼントする代わりに、見込み客のメールアドレスを獲得する。これが無料オファーを利用する最大の目的です。

目的は「見込み客リストを獲得するため」ですが、無料オファー活用は次のような効果も期待できます。

・反応をみることで見込み客が「欲しいもの」を確かめることができる
・自分のバックエンド商品につながる見込み客を集めるとができる

無料オファーの作り方5Step

無料オファーの作り方は、次の5Stepで作ることができる。

Step1:無料オファーのネタ集め
Step2:タイトル&要約文を書く
Step3:とにかく大量に作る
Step4:中身のリサーチ
Step5:無料オファーの作成


Step1:無料オファーネタを集め

はじめに無料オファーを作るためのネタを集めていきましょう。

ネタを集める時のポイントは「見込み客の視点」で考えること。「自分が作りたいもの」ではなくて、「見込み客が欲しいもの」を作ることが大切ということです。

見込み客が欲しいものを知るために、次の2ステップを実践してください。


Step1-1. ペルソナを作る

ペルソナとは、あなたにとっての理想のお客様像です。「こんな人がお客様になって欲しい!」と思える人を1人イメージしてください。

ペルソナを考えるときのポイントは、なるべく具体的に考えること。例えばこのような項目を考えてみてください。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 学歴
  • 年収
  • 貯金
  • 家族構成
  • 住所
  • 趣味
  • 交友関係
  • 習慣
  • 理想のライフスタイル

ペルソナを簡単に決めるコツ

ペルソナ設定が難しく感じるときは、「過去の自分」もしくは「今いるお客様(既存客)の中から1番好きな人」をペルソナに設定してください。

ペルソナ設定はどうしても自分の主観が入ってしまうことがあるので、慣れないうちは設定が難しかったりします。なので、実在する人物をペルソナ設定してしまうのがおすすめです。


Step1-2.ペルソナの「悩み・願望・不安」を探そう

ペルソナがどんな悩み・願望・不安を抱えているのかをリサーチしていきましょう。

悩み・願望・不安を見つけることで、ペルソナが必要としているコンテンツのアイディアを見つけることができます。

悩み:
今すぐにでも解決したい悩み・問題
恥ずかしくて人に言えない悩み・苦しみ
身体的・精神的に痛みを伴っていること

参考例
・薄毛を治したい。
・来月の家賃が払えない。
・腰が痛くて仕事にならない。

願望:
いつも手に入れたいと考えていること。
〇〇みたいなになりたいと望んでいること。

参考例
・ぽっこり下腹を引き締めたい。
・世界中を旅しながら仕事したい。

不安:
夜も眠れないぐらい不安なこと。
お腹がキリキリするぐらいストレスを感じること。

参考例
・今の収入では家族を養っていけない。
・今の会社の将来が絶望的。


「悩み・願望・不安」を探しだすヒント

ペルソナに設定した人物に限りなく近い人に直接ヒアリングすること。これが最も効果的です。

普通に会話する中やインタビュー形式で直接ペルソナとなる人物にヒアリングしてみましょう。

直接ヒアリングすると、様々な情報を集めることができます。相手の声のトーンや表情に注目しながら、ヒアリングをしてみてください。

どうしても直接のヒアリングが難しい場合は、アンケート用紙を使う。もしくは、Yahoo!知恵袋などのお悩み相談サイトを利用してみてください。

ヒアリング後のワンポイント

リサーチして見つけたペルソナの悩み・願望・不安は、内容を深掘りしておきましょう。ヒアリングがいいとは言え、相手が本音を話してくれているかどうかは分からないものです。

また本人すら「なぜそう思っているのか?」をよくわかっていないことも多々あります。なので、ヒアリングで集めた材料は深掘りして、「ペルソナの本音」を見つける作業をしておきましょう。

参考例

『下腹を引き締めたい』⇒ かっこよくなりたい⇒ 女性にモテたい
『今の会社の将来が絶望的』⇒ 生活に不安で仕方ない ⇒ もっと安定した収入源が欲しい


Step2:無料オファーのタイトルを考える

無料オファーのタイトルを考えていきましょう。あなたのビジネスのコンセプトが反映されたタイトルづくりを意識してみてください。


Step2-1 ペルソナにとって価値ある内容を考えよう

Step1で見つけたペルソナの悩み・願望・不安をヒントに、ペルソナが求めているコンテンツを考えていきます。「ペルソナが価値を感じてくれる情報」=「無料オファー」です。

はじめに、ペルソナにとって役立つ情報や解決策をシンプルに考えてください。そのあと、コンテンツの内容を具体的にしていきましょう。

【参考例】悩み:薄毛を治したい

⇒薄毛になる原因は?
⇒恥ずかしい、女性にモテたい
⇒薄毛でも女性にモテる秘訣
⇒ 薄毛でも女性から「付き合って欲しい」とせがまれるコミュニケーション術

【参考例】願望:世界中を旅しながら仕事したい

⇒好きな時間と場所で働く方法は?
⇒何したらいいのか分からない、自信もない
⇒スキル0から始めるネット起業
⇒スキル・経験0から初めて3ヶ月後に会社員の3倍稼ぐネット起業ノウハウ

【参考例】不安:夜も眠れないぐらい不安な

⇒今のままじゃ家族を養えない、会社は頼れない
⇒ノーリスクで始める副業
⇒1日1時間の作業で毎月10万円を稼ぐ週末起業術


Step2-2.メッセージは1つに絞ろう

無料オファーのタイトルを作るときは、あれもこれも伝えないようにしましょう。「1タイトル1メッセージ」これが大原則です。

ダメな参考例

・薄毛でも女性から「付き合って欲しい」とせがまれるて、年収も3倍になるコミュニケーション術

・スキル・経験0から初めて3ヶ月後に会社員の3倍稼げるようになって、家族からも尊敬されるネット起業ノウハウ

・1日1時間の作業で毎月10万円を稼げるようになって、仕事の生産性があがる週末起業術

メッセージがたくさんあると、「結局何が言いたいのか?」という状態になってしまいます。そうなると見込み客(ペルソナ)は、あなたの無料オファーに興味を持ってくれません。

1タイトル1テーマの原則はしっかり守るようにしてください。


Step3:タイトルをたくさんが考える

Step1と2の流れを実践して、無料オファーのタイトルをたくさん考えてみてください。

どのタイトルがペルソナにとって響くのかは、実際にリリースしてみないと分からないです。そのため、とにかくたくさんタイトル(無料オファーのアイディア)をストックしておくことが大事です。

日頃からタイトルを考えてストックしておくようにしましょう。

ポイント

タイトル作成ができたら、ペルソナに近い人物にもてもらい感想をもらいましょう。その相手が「いいね」「これは欲しい」感じてくれるものから順に無料オファーとして作成していくことがオススメです。


Step4:中身のリサーチ

無料オファーのタイトルが決定したら、実際に中身を構築していきましょう。そのためにまずは、タイトルの内容に合わせた情報を集めていきます。

自分の知識・書籍・ネットから無料オファーの中身になるネタ集めていき、WordやPagesなどの文章作成ソフトに、どんどんベタ張りでネタを集めていきましょう。

ちなみに僕はworkflowyというアプリを使っています。気になってコンテンツ(情報)をどんどんこの中に放り込んでいます。

workflowlyの画面
workflowlyの画面

Step5:無料オファーの作成

Step4で集めたネタ集めをキュレーション(情報をまとめる作業)をしていきます。

たくさんのネタをそのまま集めててコピペしただけなら、それはだ他のパクリです。しかしそうではなく、集めてきた情報の証拠・根拠、事例などを組み合わせながら、1つのコンテンツへと作り直していくイメージです。

次のポイントを意識しながら、キュレーション作業を進めてください。

  • 自分の知識・ノウハウを入れること
  • 独自の意見・見解を付け加えること
  • 証拠やデータの引用元や出典元は素直に示すこと(自分で集めたフリをしない)
  • 自分の言葉で書くこと(あなたが普段使っている言葉・文体で書く)
  • できるだけ2つ以上の媒体から集めた情報を使う(NG例:ネットで集めた情報だけで作る)

さいごに

無料をオファーが完成できたら、とにかくリリースしてみましょう。

そして最後に1つ、大事なマインドセットをシェアしておきます。

それは完璧なものを作ろうとしないこと。完璧なものを目指して時間を使ってしまうぐらいなら、完成度60%のものでもいいからリリースして、見込み客の反応を確かめていきましょう。

『リリースしてからブラッシュアップ』この順番を意識して無料オファーを作成してみてください。

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