ブログが書けない。そんなふうに悩むことありませんか?書きたいんだけど、どうしても書くことができない。そんな状態に苦しんでいる人は多いです。
あなたはどうですか?
ここではブログ初心者が記事を書けないときによくある原因をお伝えします。対処法もお伝えしているので、ぜひチェックしてみてください。
もくじ
書けない原因1.インプット不足
知らないことは書けない。
あなたが知識として、情報として知らないことは文章にできないということです。だからこそ、知識・情報のインプットが必要になる。
ほとんどの起業家がこのインプット不足が原因であることが多い。もちろん僕自身も自分でそう感じる場面はあります。
・書籍、専門誌、雑誌
・インターネット
・実体験
・人からのヒアリング
・メルマガ
・SNS
こうした媒体を使って、どんどんインプットしてみましょう。そして、「インプット&アウトプット」これを1セットで考えて、ブログと向き合うこと。
あなたのペルソナに知識を教えるつもりでインプット&アウトプットすると、知識の定着ぐあいがガラッと変わってきますよ。
▼ワンポイント
インプットした知識や情報に「あなたの意見」をプラスしましょう。自分の見解や独自の視点を加えること。それをするだけで、あなたらしい文章を書くことができますよ。
原因2.そもそも書き方がわからない(手順がイメージできない)
“そもそも”がわからない。そんな場合は、まず構成のテンプレートを利用して文章を書いてみましょう。
おすすめはPREP法です。
Point:結論
Reason:理由
Example:具体例、事例
Point:結論
最初のPから順番に文章を組み立てていくことで、1つの記事を完成させることができる有名なテンプレートです。最もシンプルに考えると、次のようになります。
Point:結論
「〇〇について、●●だと思います。」
Reason:理由
「なぜなら、■■だからです。」
Example:具体例、事例
「例えば、△△がありますよね。」
Point:結論
「だから、私は〇〇は、●●だと思っています。」
「う〜ん・・・それでもちょとよくわからん・・・」
そう感じる場合は、下記の画像を参考にしてみてください。ブログ記事構成、1つの参考例です。
原因3.ゼロから書こうとしている
「書くことがない」そう感じる人は多いです。こうした悩みを感じる人の多くは、ゼロから自分で文章を考えないといけないと思っています。
でも、安心してください。それができるのは村上春樹さんのような天才だけです。
僕たちひとり起業家はゼロから文書を創造する必要はありません。僕たちが取り組むべき方法は、創造ではなく模倣で十分です。
模倣、つまり、既に存在しているブログ記事のマネをさせてもらうということです。例えば、次のようなポイントをチェックして、「いいな」と感じる部分をマネしてみてください。
・どんなテーマで書いている?
・何について書いているのか?
・誰に対して書いているのか?
・どんな目次になっているか?
・どんな口調で書いている?(ですます調?、である調?)
「学ぶはまねる」そんな言葉があるように、学びのスタート地点は、マネすることです。ちょっとかっこよく専門用語を使えば『モデリング』と言います。
例えば、アコースティックギターのチューニングとかで使う音叉(おんさ)ってありますよね。2つの音叉を同時に鳴らせば、お互いに共鳴しあう。つまり、お互い影響を与え合いますよね。
同じように人も自分に近い人から影響を受けるし、影響を与える。だから、モデリングは効果があるんです。
あなたが「この人いいな」って感じる人がいれば、その人のブログの書き方を徹底的にマネしてみましょう。
▼モデリングのポイント
他業種・業界の人をモデリングさせてもらうこと。同業種のライバルをモデリングすると、どうしてもほとんど同じものになってしまいますし、相手からクレームが来る可能性も増えますからね。
例えばあなたが音楽教室を運営しているなら、英語教室や書道教室をモデリングしてみるとか。ちょっとズラしてみることを意識してみてください。
※注意
1語1句、丸パクリはもちろんNG!
道徳的によろしくないですよね。それに完全にパクった記事を作っても、インターネットの神様、Googleを欺くことはできません。すぐにパクリ記事だとバレます。
取り扱うテーマ、目次の作り方、文章のスタイル、こうしたポイントをマネするようにしてくださいね。
原因4.「役立つ文章を書かないといけない」という勘違い
読者にとって役立つ文書を書かないといけない。この考え方自体は間違っていないです。ブログ記事は読書の悩みや問題を解消してくれる内容になっているのが望ましいと思います。
でも、ブログ初心者にとっては違います。
ブログ初心者が最初に意識するべきは「役立つ記事を書くこと」よりも「書き慣れること」です。「ブログを書くことが習慣にできたらとっても理想的。
ブログ初心者というぐらいですから、ブログを書くことが初めてだと思います。そんな中、あれこれ考えたところで上手くできる可能性は低い。
だからこそ、まず最初は「書き慣れること」そこに意識を向けることが大事です。記事の内容とか、文字数とか、細かいことは気にしなくて大丈夫。
まずは1日1回、パソコンの前に座って、1文字でもいいから書いてみる。
そこから初めてみてください。
例えば、赤ちゃんが初めて歩けるようになる時なんて、その場に立ち上げることも最初はままならないですよね。
でもホントに少しずつ、歩けるようになっていく。その過程は失敗とチャレンジの連続ですよね。
「ブログが書けるようになる」という過程も、これと全く一緒です。
ブログ初心者は「役立つ文章を書くこと」よりも「書き慣れること」これを大事にしてください。
原因5.読者が見えていない
最後の原因5は、ブログ初心者よりも中級者向けの内容です。
Q.あなたは誰に向かって記事を書いていますか?
この質問に答えることができるなら、この段落はパスしてもらって大丈夫です。もし答えることができないなら、ぜひ一度考えてみてください。
ブログに限らずですが、すべての文章には読者がいます。つまり、文章(ブログ記事)は「書くもの」ではなくて「読んでもらうもの」。
この意識を持つだけでも、ブログが書けない悩みが薄れてきたり、あなたの書く文章の質が変化してきますよ。
ブログが書けないと悩んでしまう人の多くは、「自分が書けること」「自分が伝えたいこと」にどうしても意識が向きがち。でもその文章には読者がいることを忘れないでください。
読者の悩み・問題を解消してあげるために、記事を書いている。
この視点を持っていると、書けない悩みが減っていきます。相手の悩みがわかれば「何を伝えてあげればいいか?(何を書いてあげればいいか?)」は自然と見えてきますからね。
「いいや、見えてこないよ!」という場合は、残念ながら、それはインプット不足。読者のためにも、あなたが知識を仕入れて、それを記事を通して伝えてあげてくださいね。
さいごに
ブログ初心者が記事を書けなくなってしまう、5つの原因をご紹介しました。
原因1.インプット不足
原因2.そもそも書き方がわからない(手順がイメージできない)
原因3.ゼロから書こうとしている
原因4.「役立つ文章を書かないといけない」という勘違い
原因5.読者が見えてない
どれもよくある原因です。1つ1つ、焦らず解消していきましょう。
そしてさいごに大事なことを1つ。
僕たちひとり起業家の書く文章に才能はいりません。書き方を学んで実践していけば、誰でも書けるようになります。
もし足りないものがあるとすれば、それは「書く」という行為そのもの。
『1に書く。2に書く。3、4がなくて5に書く』です。
もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。
絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。
トーマス・エジソン