個人起業家が売上を獲得するために、とても有効な方法があります。それが「グループコンサル(通称グルコン)」です。
グループコンサルは、個人起業家にとって、メリットが多く、最終的なセールス成約率を高めてくれるので、開催しないと損するといっても過言ではありません。
もしあなたが、「どのように売上を獲得すればいいのか分からない」とか「実際にグループコンサルを開催しているけれど売上に繋がらない」という場合は、ぜひこの記事の内容を実践してみてください。
もくじ
グループコンサルとは何か
グループコンサルとは、少人数のグループで行うコンサルティングです。
コンサルティングというと、自分とクライアントの「1対1」で行うイメージが一般的だと思います。
しかし、クループコンサルティングは、自分とクライアントが「1対多」という構図です。
グループコンサル開催の目的
グループコンサルを通してあなたと見込み客との間に信頼関係を作り、グルコンを開催した後日に「体験コンサル」「個別相談」など、個別でのやり取り(1対1の状況)に申込みをしてもらうことです。
グループコンサルから売上獲得までの全体像
グループコンサル開催から売上獲得までの理想の流れは次の通りです。
グループコンサルでよくある間違い
グループコンサルの中で、あなたの商品・サービスをセールスするのはNGです。
グルコンの場で直接セールスを仕掛けて、売上を作るためには、高いセールススキルが必要になるからです。
グルコンでは、売上を作るのではなく、個別相談などの次の段階につなげることに全力を注ぎましょう。
そのほうが圧倒的に売上につながりやすいです。
グループコンサルのメリット
- 少人数の参加者だから講師と参加者の間で密な交流ができる
- 参加者からの質問を受けやすい
- 参加者から質問をその場で解決してあげることができる
- 1人の参加者の悩み解決が別の参加者の悩み解決にも繋がりやすい
- 講師と参加者の間に信頼関係が構築しやすい
- 目的(=個別セッション・コンサルへの誘導)を達成しやすい
- 参加者の声をもらいやすい
- 開催経費が少額で済む
グループコンサルのデメリット
- 資料準備・集客状況の管理など手間がかかる
- セミナー内容をマネされることがある
- 当日キャンセルの可能性がある
- 参加者の遅刻で進行が乱れることがある
- 有料会場であれば経費がかかる
グループコンサルの開催方法(全体像)
グループコンサルを開催するための流れをご紹介します。
グループコンサル開催から目的達成まで流れ
Step1.グループコンサルの企画と開催準備
Step2.グループコンサルへの集客
Step3.グループコンサルの実施
Step4.グループコンサルで個別への誘導
さっそくですが、4つのステップを1つ1つ解説していきますね。
グループコンサルの企画&内容の作成
グループコンサルを作成するために重要な3つの要素の作り方・考え方を解説していきます。
どれも大切な要素なので、1つ1つ内容を確認しながら、あなたのグルコンを構築してみてください。
グループコンサルの企画を作るための3項目
- ターゲット(どんな人におすすめか)を明確にする
- 参加者のベネフィット
- 内容(どんなことをやるのか)
- グループコンサルのコンセプトを決める
- グループコンサルのテーマ
- グループコンサルのタイトル
- グループコンサルのUSP
- 参加特典
ターゲット(どんな人におすすめか)を明確にしよう
誰がこのグループコンサルに参加してくれるのか(お客様になるのか)を決めることがとても重要です。
こんな間違いがよくあります。
「ターゲットは誰ですか?」と質問をすると、「どなたでも参加できます」と答えてしまうケース。これはよくありません。
誰を呼びたいのかはっきりしていないと、グループコンサルのテーマがぼやけてしまうからです。
マーケティングの基本でもありますが、グルコンにおいても『誰に(ターゲット)』『何を伝えるのか(テーマ)』が非常に重要です。
「なんでもできますよ」「どんな悩みも解消しますよ」と言っている、当たり障りのないぼんやりメッセージになってしまい、結果的に誰も集客できません。
テーマがぼんやりしていれば、当然グループコンサルの内容もぼんやりしたものになってしまいます。
もし「一体何やるんだろう?」と感じてしまうグルコンがあったら、あなたは参加しますか?
きっと答えはNOですよね。
「これは参加してみたい!」というグルコンを開催するためにも、まずはあなたターゲットを明確にしていきましょう。
ターゲット選定の際は、19の質問をぜひ参考にしてください。
参加者の「ベネフィット」を考えよう
ベネフィットとは、参加者がグループコンサルに参加することで手にすることができる嬉しい変化・未来像のことです。
ベネフィットがターゲットとなる参加者にとって魅力的なものであればあるほど、参加者を集めやすくなります。
例えばこんな感じです。
「ブログ記事の書き方」をテーマにグループコンサルを開催する場合のベネフィット
- グループコンサル開催後は、1つの記事をさらっと1時間で書けるようになります
- ネタの見つけ方がわかるので「今日は何を書こうかな」という悩みをから解放されます
- 記事を書くコツがわかるので、記事を書く苦痛がなくなり、楽しみながら記事を書けるようになります
ベネフィットの考え方については『ベネフィットライティング|感情を揺さぶるコピーの作り方5ステップ』のなかでより詳しく解説しています。
グルコンの内容|5つの項目を考えよう
グループコンサルではどんな内容のことを実践するのかを具体的に作成していきましょう。ポイントは、ターゲットの悩みを踏まえた上で内容を構築していくことです。
最初に何をして、次に何をして、その後に何をするのか?
そんな感じで、当日に実践することの流れを決めていきます。
具体的には次の5つの項目を考えていきましょう。
- グループコンサルの「コンセプト」
- グループコンサルの「テーマ」
- グループコンサルの「タイトル」
- グループコンサルの「USP」
- グループコンサルの「参加特典」
グループコンサルのコンセプトを決める
定義:グループコンサルのコンセプト
グループコンサルがお客様に提供できる価値を、お客様に一瞬で理解・イメージさせることができるもの。
はじめにグループコンサルのコンセプトを明確にすることで、グループコンサルを作成していく方向性が確立できます。
もしあなたが「正直、自分はどんな内容でグループコンサルを開催すればいいのかよくわからない」と悩んでいるなら、コンセプトを確立することでその悩みを解消することができます。
コンセプトを考えるときは、次の4つの質問の答えを考えてみてください。そうすることで、あなたのグループコンサルのコンセプトを作成できます。
- どんなターゲットに向けたグルコンですか?
- どんな悩み・問題を解決できますか?
- どのような方法で解決しますか?
- その結果、どんな価値を提供できますか?
コンセプトの解答例
セールスコピーライターとして起業したいけど、「仕事が取れないという悩み」を、FAXDM講座という形で解消し、高い反応が取れるFAXDMスキル+即日リリースできるFAXDM、そして、いつでも集客できるという自信を提供する。
グループコンサルのテーマ
定義:グループコンサルのテーマ
コンセプトを基に「このグループコンサルは何について・どんな内容で開催するのか」を決めること
例えば、グループコンサルのコンセプトが前述の通りなら、グルコンのテーマはこんな感じになります。
- セールスライターがFAXDMで新規クライアントを獲得する方法を教える
- 未経験コピーライターでも集客できるFAXDMの作り方を教える講座
- 初心者コピーライターが絶対に実践するべき集客方法を教える
などと考えることができます。
テーマ作成のポイントは、ターゲットの悩みを把握しておくことです。ターゲットが知りたいこと・解決したいと感じていることをテーマにしないと、ターゲットが「参加したい!」と感じてくれませんよね。
ついつい『自分がやりたいこと』をテーマにしてしまいがちですが、本来はターゲットが求めていることをテーマにする必要があります。
グループコンサルのテーマの決め方
Step1.ターゲットの悩みを把握
Step2.テーマの設定
この順番を強く意識してください。
お客様の悩み・問題を1番最初に把握することは、ビジネスの基本中の基本です。
お客様の悩みに合わせた内容でグループコンサルを開催することができれば、開催後の売上にも繋がりやすくなります。
グループコンサルのタイトル
テーマが決まったら、テーマに基づいたタイトルを設定します。
タイトルは、ターゲットの注目を引けるものが理想的。グループコンサルのタイトルがターゲットにとって魅力的になっていることで、ターゲットは自然とあなたのグルコンに興味を持ってくれます。
あなたも1度は、「本のタイトルが気になって、思わず買ってしまった」といった経験があると思います。
これと同じで、タイトルがターゲットにとって気になるものになっていることが重要です。
タイトルを作るときは、ぜひ「本(書籍)」のタイトルを参考にしてみてください。自分のターゲットがどんな本を読んでいるのかをリサーチして、タイトル作成に活用するという感じです。
書籍のタイトルは、グルコンに限らず講座名・セミナー名を考えるときにとても参考になるので、ぜひ有効活用してください。
グループコンサルのUSPを明確にする
グループコンサルのUSP
あなたグループコンサルでしか手に入れることができない価値。他のセミナーとの違いを示すことで、参加者に価値を与えることができます。
- 自分の強みとして打ち出せるものは何か?
- 周りのライバルがどんなセミナーをしているのか?
- 参加者はどんな感想をあげているのか?
「ターゲット」「あなたの業種・業界」「あなたのライバル」をリサーチして上で、自分のグループコンサルのUSPを明確にしていきましょう。
グループコンサルUSPの解答例
リサーチしてみると、多くのブログ集客セミナーで次のような不満があることがわかりました。
・専門用語が多すぎてついていけない
・大勢の前で質問するのが気まずい
・実行できるノウハウを個別に教えてもらえない
このリサーチ結果を踏まえて、次のようなUSPを考えてみました。
・少人数制で、参加者全員が理解できる内容・ペースで進めていきます。
・グルコンの途中でも個別の質問に対応します。
・グルコンの最後には時間をとって、個別の問題をその場で解決します。
グルコンの参加特典を考える
グルコンの参加特典
ターゲットに提示する「オファー」の一つ。
オファーとは、お客様との取引内容をひとまとめにしたものです。
価格・返金保証・申込み期限・日時・募集人数・参加方法・開催場所・参加特典など、すべてひっくるめて『オファー』と言います。
魅力的なオファーがあることで、ターゲットを集客しやすくなります。
オファーの中でも『参加特典』はとても重要です。ターゲットにとって魅力的な特典内容を用意できれば、それだけで集客に繋がる可能性もあるからです。
こんな経験ありません?
「この特典が欲しいからセミナーに参加しようかな」と感じたり、「特典が欲しいからセミナーに参加した」という経験が。
きっと一度ぐらいは、あるんじゃないかなと思います。
もし経験があれば、その時のことを思い出しながら、『自分のターゲットにとって魅力的な参加特典』を作成してくださいね。
グルコン参加特典の解答例
・90分の無料体験コンサル付き
・PDFファイルのプレゼント(例:〇〇の秘訣)
・音声ファイルのプレゼント(例:〇〇についての解説)
・動画ファイルのプレゼント(例:過去に有料で開催した〇〇セミナーの動画)
グループコンサルの開催準備
グルコンの企画&内容の作成ができたら、開催準備を進めていきましょう。準備で必要になるのは、以下の3つの項目を決める・作ることです。
- 開催日時の決定
- 開催場所の決定
- 募集ページの作成
開催日時の決定
グループコンサルの開催日時を決めることも大切な準備の1つです。
「よし、今週末開催しよう!」といった軽いノリでは、集客することはなかなか難しいですよね。あなたが超売れっ子でもない限り、見込み客は予定を調整してくれません。
「何月何日、何時何分から開催する」ということをしっかり決めた上で、会場の手配や、場所の下調べを進めるようにしてください。
開催日時は、2ヶ月後ぐらいを目処に設定しておくと、余裕を持って準備と集客活動をすることができます。
開催場所の決定
グループコンサルの開催場所は、自分を含めて6〜7人前後の人数が近い距離感で話をできる場所を確保できれば、場所としては十分です。
グルコン開催にオススメの場所をいくつかご紹介します。あなたの都合に合わせて、良さそうな場所を選んでください。
- ラウンジが利用できるホテル(首都圏の方にはオススメ)
- 会議室のついている喫茶店(ルノアールなど)
- 長居のできるカフェ
- コワーキングスペースなどのレンタルルーム
- 会議室・セミナールームなどのレンタル(スペーシーなど)
どの場所が良いというものはありません。どの場所にも、メリット・デメリットは存在しています。
参考例:ホテルのラウンジのメリット・デメリット
▼メリット
おしゃれで高級感のある場所で開催できるので、自分に箔をつける効果を期待できます。
また参加者のテンションも自然とあがりやすいです。
落ち着いた空間で、グルコンを開催できます。
▼デメリット
ホテルのラウンジは場所代が必要ありませんが、飲食代が喫茶店などに比べると高額なことが多いのです。
もし参加者の費用を支払うとすれば、少し経費がかかることになります。仮に1人の飲食代が3000円だとすれば、5人の参加者と自分を入れて、18,000円の出費です
土日祝日などは、かなりの人で賑わっていることが多いので、基本的に利用することが難しいといえます。
参考例:「会議室」「セミナールーム」をレンタルする場合
▼メリット
利用可能人数が10人以下の規模であれば、問題なくグループコンサルを開催できます。完全個室なので、部外者に邪魔をされる心配もありません。
グループコンサル開催中の動画・音声を撮影をしやすいので、そういった点が他の場所に比べて大きなメリットです。
▼デメリット
場所をレンタルすることになるので、開催経費は多少高くつくことになります。
会場をネット予約するときは注意が必要です。
実際に会場を見てみると「思ったより狭い」「アクセスがわかりずらい」「トイレが汚い」などの、不満ポイントが見つかるケースは多いです。
もし可能であれば、レンタルする前に1度足を運んで直接確認しておきましょう。
レンタルルームを利用する場合は、開催日の1ヶ月ぐらい前を目処に会場を予約しておきましょう。直前だと、空室がない可能性もあるからです。
募集ページの作成(テンプレート有)
最後に募集ページ(ランディングページ)を作成しましょう。つまり、グループコンサルへ申し込んでもらうためのセールスレターですね。
ターゲットにグループコンサルの内容・参加して得られる変化・参加特典などを伝えていきます。
募集ページを作成するための、テンプレートを1つご紹介しておきます。自分の募集ページを作る際に、活用してください。
募集ページ作成テンプレートを紹介
募集ページは『Elementor』という無料プラグインを利用して作成するのがオススメです。
グループコンサルへの集客方法
ターゲットをグルコンに集客する方法を解説していきます。
ここでは、ブログ・メルマガ・Facebook、この3つのメディア(=媒体)を使った方法をご紹介します。
ブログ・メルマガ・Facebookを使ったグルコン集客
それぞれのメディアをどのように活用して、グループコンサル集客に繋げると良いのかを解説していきますね。
グルコンへの集客方法1
ブログ→メルマガ→募集ページ→グループコンサル(グルコン)
グルコンへの集客方法2
Facebook→募集ページ→グループコンサル(グルコン)
ブログの活用方法
ブログでは、ターゲットのメールアドレス(=メルマガリスト)を集めることに力を注いでください。
ブログ記事に直接グループコンサルの告知ページURLを貼り付けるようなことはしません。
ブログの場合は、読者(ターゲット)との間に、信頼関係ができていないことがほとんどなので、いきなり告知URLを貼り付けたりすると、読者に嫌がられる可能性があるからです。
ブログ運営の目的は、メルマガリストの獲得に絞っていきましょう。
メルマガの活用方法
メルマガの最後にグループコンサルについての告知文を掲載して、ターゲットをグループコンサルの募集ページに誘導しましょう。
メルマガから募集ページへ誘導をするときのポイントは、記事の中でグルコンのテーマ内容に触れることです。
参考例:グループコンサルのテーマ=「WEBが苦手でもブログ集客できる方法」の場合。
募集ページに誘導するメルマガは、ブログ集客に関する悩みやよくある問題についての内容を記載する。
↓
そして、その悩み・問題を解決する方法を「グルコンでやりますよ」という流れを作る。
もし仮に、「今日は〇〇に旅行に行ってきました!」というメルマガから「○月○日、ブログ集客のグルコンやります」という流れでは、メッセージに一貫性がないので、どうしても読者の反応が悪くなってしまいます。
グループコンサルのテーマに沿ったメルマガ記事の投稿して、そこから募集ページへ誘導するという流れを意識してくださいね。次の3つのポイントをメルマガの中で伝えてあげましょう。
- なぜあなたは〇〇ができないのか(問題・原因の指摘)
- なぜ〇〇ができるようになると、良いのか
- なぜ私は〇〇について教えることができるのか
Facebookの活用方法
Facebookを活用して集客する場合は、自分の投稿にグループコンサル告知ページのURLを貼り付けて、グループコンサルへの集客を促します。
Facebookの場合は、ブログと違い、個人同士の繋がり・信頼関係がある程度できているものです。なので、直接URLを貼り付けて募集しても反応を得ることができます。
ただし、ポイントがあります。
1つは、普段からしっかりFacebookの投稿をしておくこと。ある日突然の募集URLでは、反応を得ることはできません。
普段からビジネスにつながる投稿をし、他のユーザーとの交流ができていることが大切なポイントです。
もう1つのポイントは、募集ページのURLを無造作に貼り付けないことです。メルマガのように、グループコンサルのテーマに繋がる内容をURLと一緒に投稿しましょう。
- なぜ、〇〇な悩みがある人は、〇〇するといいのか
- なぜ、○○ができるとよいことがあるのか
- なぜ、〇〇な悩みがある人は、○○できないのか
このような内容についてFacebook投稿をした最後に、グループコンサルの告知ページへと繋げてください。
グループコンサルから売上に繋げる2つのポイント
グルコンを無事に開催できたら、最後は売上につなげていきましょう。そのためのポイントを2つお伝えしておきます。
1.グルコンの中に本命商品をセールスをしない
グループコンサルから売上につなげるポイントは、グループコンサルの中で本命商品のセールスをしないことです。
グループコンサルでセールスするのは「体験セッション」「体験コンサル」といった個別面談につながるものをセールスしましょう。
「体験セッション・体験コンサル」を行うことで、お客様1人1人の抱えている問題に対して解決策をアドバイスでき、お客様からの信頼も獲得できるからです。
その後に本命商品をセールスした方が、圧倒的に成約率が高いです。
体験セッション・体験コンサルに繋げるためには、グルコンサルの中で『参加者の問題をすべて解決しない』ように気をつけましょう。
参加者の抱える問題を解決するのではなく、『問題点を指摘』して『解説するための全体像』を示すことが個別面談につなげるポイントです。
参考事例:個別面談に繋がる参加者・繋がらない参加者
▼個別面談に繋がる参加者
「〇〇の問題点とそれを解決するための全体像はよくわかりました 。でも、1人で解決するためには、具体的に何をすればいいのでしょうか?」
といった声をくれます。
▼個別相談に繋がらないケース
「グループコンサルに参加して大正解でした!〇〇の問題解決方法がわかったし、具体的なステップもわかって嬉しいです!今日からさっそく自分でチャレンジしていきます!」
といった声をくれます。
グループコンサルでは、解決策を教えるのではなくて「参加者の抱える問題点」と「それを解決するための全体像」 を教えることだけを強く意識しましょう。
そして、具体的な解決策がわからずにモヤモヤしている参加者のために、「体験セッション・体験コンサル」を提案することが個別面談につなげる大事なポイントです。
2.少人数(5人以下)で開催しよう
グルコンは5人前後の少人数制で開催しましょう。少人数であれば、1人1人の悩み・質問に対応することができるので、参加者との間に信頼関係を構築しやすいです。
信頼関係を作れることが結果として、グループコンサル後の体験セッション・体験コンサルに繋がり、最終的に売上獲得にも繋がっていきます。
大きな会場で行うセミナーとは違い、1人1人の参加者との関係性を構築すること。これがグループコンサルティングを進めていくことがとても重要なポイントになります。
グループコンサルで集めておきたい3つの素材
グループコンサルを開催した際は、今後のビジネス活動でプラスに働く3つの素材を集めておきましょう。
- お客様の声(参加者の感想)をもらうこと
- グループコンサル開催の写真を撮っておくこと
- グループコンサルをしている音声、もしくは、動画を撮っておくこと
1.お客様の声(参加者の感想)をもらうこと
お客様の声は見込み客の信頼を獲得するための大きな要素になってくれます。
グループコンサルの募集ページに「お客様の声」を掲載するなどして、利用していきましょう。
さらに、お客様の声から自分の改善点などを見つけて、今後の活動の参考にすることができます。
あなたのグルコンの良さを伝える手段として、リアルなお客様の声に勝るものはありません。なので参加してくれた『お客様の声』は、必ずもらうようにしてください。
参考:お客様の声をもらうときのアンケート内容
・グループコンサル参加前は何に悩んでいたことはなんですか?
・グループコンサルに来てよかった点はなんですか?
・他と比べてどこが良かったですか?
・どんな人にこのグルコンをおすすめしたいですか?
・他と比べてどこが良かったですか?
・どんな人にこのグルコンをおすすめしたいですか?
2.グループコンサル開催時の様子を撮影しておこう
グループコンサルを開催している時の様子、もしくは、参加者の方との集合写真を撮っておくようにしましょう。
お客様との写真は、今後、自分がビジネスをしていく上で、様々な場面で活用できます。
例えば、こんな使用例があります。
- 次のグループコンサルを開催する時の募集ページに掲載する
- メルマガリストを獲得するためのランディングページに掲載する
- お客様に送るメルマガ文章の中に掲載する
自分がビジネス活動をしている写真は、たくさんありすぎて損するようなことはありません。ぜひ、参加者の方の同意を得て写真を撮るようにしてください。
3.グループコンサルをしている音声、もしくは、動画を撮ろう
グループコンサルを開催している時の音声、もしくは、動画を撮ることも大切です。
音声であれば、自分がグルコンの時にどんな様子で会話していたのかを、後ほど第3者の目線で確認できます。反省点を修正し、今後の活動に役立てていくことも可能です。
動画は、自分や参加者の表情、雰囲気などを確認することができるので撮影するメリットが多いです。グルコンの評判が良ければ、動画を無料オファーとして使ったりもできます。
注意点
音声も動画も、『参加者の同意』や『グループコンサルを開催する場所の許可』を得るようにしましょう。
音声や動画を必ず撮影したい場合は、『集客の段階で音声・動画を撮ることを告知する』『会場は会議室などをレンタルして、音声・動画を撮れる場所にする』といった準備が重要です。
グループコンサル開催時の注意点
ここで紹介する注意点は、グルコン開催を成功させ、最終的な売上に繋げるために大切な注意点です。実際に自分が開催することをイメージしながら1つ1つの注意点を確認してみてください。
- 自分が遅刻しない
- 予約不要な会場の場合、早めにいって場所をおさえておく
- 一人の参加者と話をしすぎないこと
- 参加者同士を会話(ディスカッション)させすぎないこと
- 参加者は自分の話を聞きに来ていることを忘れない
- 問題の解決策を教えない(すべて教えない)
- 参加者の問題を解決してしまい、スッキリさせないこと
- お客様の声をもらい忘れないこと
- 当時の緊急連絡先を参加者に知らせておく
開催に向けてのアクションチェックリスト
グループコンサル(=グルコン)を開催するために、取り組むべき1つ1つのアクションをチェックリストにしました。
あなたがグループコンサルを開催するために、「何が終わっているのか」「何をまだやるべきなのか」を確認するために、ぜひ活用してください。
□グルコンのターゲットが明確になっている
□グルコンのコンセプトが明確になっている
□グルコンのテーマが決まっている
□グルコンのタイトルが決まっている
□グルコンのUSPが明確になっている
□グルコンの参加特典(オファー)が決まっている
□グルコン資料の作成が終わっている
□開催日時を決定している
□開催場所を決定している
□開催する会場を事前に調べた・直接確認してある
□(会場の予約が必要であれば)予約を完了してある
□グルコンの告知ページの作成が完了している
□グルコン集客に繋げるメルマガの文章が作成できている
□グルコン集客に繋げるFacebookの文章が作成できている
□グルコン開催当日の注意点を理解できている
まとめ
個人起業家が売上を獲得するために有効なグループコンサルについてお伝えしました。
グルコンは参加者が2〜5人の少人数でも開催できるので、参加者との信頼関係が構築しやすく、売上獲得の可能性をグッと高めることができます。ここがグルコンを開催する最大の魅力です。
もしあなた売上獲得に困っているなら、一度グルコンを開催してみてください。
『グルコン→個別相談→セールス』この流れを意識して、あなたの利益商品の販売し、売上獲得につなげて欲しいと思います。