もしあなたが、これから起業したい!と考えているのであれば、この記事はあなたのための記事です。
起業するなら、絶対に失敗したくないですよね。でも、なかなか上手くいかない人が多いことも事実としてあります。
では、原因はなんでしょうか?
この記事では、起業したのに、全くうまくいかない、と悩む人に共通する根本的な原因をお伝えします。
- 起業したいけれど、なにから始めていいのかわからない
- 最近、起業したけれど正直うまくいってない
という状態があなたにも当てはまるのであれば、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
起業で失敗する根本的な原因
起業で失敗する原因は、いろいろありますよね。
- 資金がない
- 経営知識がない
- 覚悟がない
- 計画性がない
- 目的がない
などなど。どれも、起業が失敗に終わる原因として、納得できるものだと思います。
でも、失敗を招いている「そもそもの原因」というものが別にあると、僕は自分の経験上から考えています。それは「自分が何を売っているのか?自分でわかっていない」ということです。
あなたは何屋さんですか?
自分が何を売っているのかわからない」だから、何していいのかわかない。
もしあなたが、これから起業したいと考えいるのであれば、「えっそんなことあるの?」と思うかもしれませんが、あなた自身も、同じ状態になる可能性は十分にあります。
しかし、多くの人が、この原因に自分で気が付くことができません。偉そうなこと言ってる、僕自身も「自分が何を売っているのか?」自分でわかっていない時期が長くありました。
起業当時の話
ビジネス交流会によく参加していました。すると、必ずといっていいほど聞かれる質問があります。
相手:あなたはどんなビジネスをしているのですか?
長嶋: コピーライターやってます!チラシを書いたり、ホームページの文章を書いたりするお仕事です。
僕の答えは、これだけでした。
僕が何してるのかは、何となくわかるかもしれません。でも、質問してくれた人に対して、何をしてくれるのか?どんな価値を提供してくれるのかは、全くわからないですよね。
でもそれは、当然のことでした。
なぜなら、僕自身が相手に何をしてあげられるのか?どんな価値を提供できるのか?わかっていなかったからです。もっと簡単に言えば、「僕が何を売っているのか?自分でわかっていなかった」ということです。
いかがですか?
あなたなら、同じ場面で明確に答えることができるでしょうか?
それとも、もごもごしてしまい、当たり障りのないことを答えてしまうでしょうか?
Q. あなたは起業して、何を売りたいのですか?
この質問の答えを明確にすることが、起業して成功するためには、何よりも重要です。
「売るもの」があるからスキル・ノウハウが役立つ
起業してうまくいかない人が一番よくやってしまう間違いは、スキル・ノウハウを片っ端から勉強することです。
勉強すること自体は、とても素晴らしいですが、あなたが「売るもの・売りたいもの」が決まっていないのであれば、スキル・ノウハウを学ぶことに意味はありません。
下の質問を考えてみてください。
あなたは自分が「何を売るのか?」決まっていない・わかっていないのに、、、
- コピーライティングのスキルをどう使いますか?
- 集客の心配をしますが、集客できたとしてどうするのですか?
- ホームページ・ブログを作って、何のために、何を伝えたいのですか?
- メルマガを配信して、何を伝え、何を達成したいのですか?
いかがですか?
うまくいかないと悩む人の多くは、スキル・ノウハウさえあれば「何とかなる!」「現状打破できる!」と勘違いしています。でも、彼らには「売りたいもの」がありません。
だから、必死で学んだスキル・ノウハウの使い方がわからなくなってしまうのです。
つまり、「どうしていいのかわからない」という状態になります。
しかし、それでも、何がいけないのかわからないので、さらに本を買いあさり、セミナーにでて、「これで大丈夫!」「よし、いける!」と根拠のない自信に満たされます。
でもやっぱり、状況は変わらないです。
もう、お分かりだと思いますが、すべての根本的な原因は、「そもそも自分が何を売るのか?」わかっていないからですよね。
「売りたいもの」があるから、起業がうまくいく
もしあなたに、「ど~しても売りたい!」「何が何でも売りたい!」という商品があるとすれば、その商品を売るために、できる限りのことをすると思いませんか?
例えば、、、
- 集客の勉強をして、内容を必死に実践するでしょう
- チラシを出すならコピーライティングのスキルも活かして、チラシを作るでしょう
- ブログで集客したいと思えば、ブログのノウハウも勉強して、実践するでしょう
つまり、あなたが「本気で売りたいもの」を見つけるということは、起業を成功させるために必須の条件になります。「本気売りたいもの」があるから、必死でスキル・ノウハウを勉強し、実践することができるのです。
もし今現在、あなたが、「売る商品がない・決まっていない」とすれば、真っ先に「売りたい商品」について考えることから始めましょう。
余談
ここまでお伝えすると、だいたい3つのパターンに分かれます。
・起業をあきらめる。つまり、起業が失敗に終わる。
・「売るもの」を提供してくれる高額セミナー・高額塾に参加する
・自分が何を売りたいのか、真剣に考える
ちなみに、僕は最初「2」に逃げてしまいました(恥
でも、本当に自分の力で仕事をしていきたいのであれば、自分の頭を使って真剣に考えることが必要不可欠です。
「自分が何を売りたいのか?」真剣に考える
「売りたい商品」を見つける考え方は、シンプルです。
「誰に何を売るのか?」を考えることです。
では、実際にどう考えるのか?をシンプルにまとめたシートを作っておいたので、下のボタンからダウンロードして、実践ワークに取りくんでみてください。
【無料ダウンロード】「誰に何を売るのか?」発見シート
※ワークに取り組む際の、ポイントも全てシートに記してあります。
起業の出発点
起業の出発点は、あなたが心の底から「提供したい!」と思える商品・サービスをみつける、もしくは、作ることです。
起業して成功したいのであれば、売るものを決めることが、絶対必要です。でもそれが、わからない・決まっていないのであれば、「誰に何を売るのか?を真剣に考えること」が必要になります。
でも、ほとんどの人は「頭を使って、真剣に考えること」は、めんどくさい・難しいと感じて、考えることを怠ったり、見て見ぬふりをしています。
でも、それでは本当に自分のしたいこと、提供したい価値をお客さんに届けることはできません。
「起業する」ということは「自分のやりたいことをやる」ってことでもありますよね。「自分のやりたいこと」は自分だけがわかります。本やセミナーや高額塾がくれるのは答えではなく、ヒントです。
もしあなたが「これから起業したい」もしくは、「起業しているけれどうまくいない」と悩んでいるのであれば、この記事の内容を何度も読んで、自分の中に落とし込んでくださいね。そして、ワークを実践してください。
もちろん、1回きりじゃなくて、何度も実践してくださいね。
ではでは、最後までありがとうございました。