ビジネスが自然と楽しくなる「自分の強み」の見つけ方

あなたの強みの見つけ方

あなたの強みの見つけ方

強みはビジネスを成功させる上で、とても重要な要素になります。自分の強みを知ること、そして活用することで、あなたにピッタリのビジネスを構築していくことができるからです。

せっかく個人起業したのに、楽しくないことをしたくないと思いませんか?お金のためにやりたくもない仕事を続けたくないと思いませんか?

もしあなたが『自分の強み』を理解していないと、こうしたマイナスの状況にハマってしまう可能性があるので注意してください。

反対に自分の強みを理解している起業家ほど、楽しくイキイキとビジネスをしている傾向にあります。

じゃあ、自分の強みをどのようにして見つけていけばいいのか?

強みとは何か、強みの見つけ方、強みの使い方を解説していくので、ぜひあなたのビジネスに活用してくださいね。

なぜ強みを知る必要があるのか?

なぜ強みを知る必要があるのか?
なぜ強みは重要なのか?

強みを知らないと、自分の能力を最大限発揮できない状態になるからです。

ここで1つ、思い出してみて欲しいことがあります。

あなたのこれまでの人生で、次のように感じた経験がありませんか?

「これは自分には合わないな」
「これはやっていて楽しいな」
「さっきのより、こっちの方が得意だな」

こうした感覚は、1人1人バラバラです。その理由はシンプルに、1人1人の強みが違うからです。

例えば、学生時代。

・数学が得意な人
・国語が得意な人
・英語が得意な人

1人1人、得意な分野(教科)は違ったと思います。こうした得意分野の差は、1人1人の強みの違いから生まれてきていると考えるができます。


なぜ個人起業家にも強みが重要なのか?

自分の強みを活かすことができると、それがライバルとの違いを生んでくれます。簡単に言えば、差別化(ライバルとに違いを明確に打ち出すこと)の要因になるからです。

例えば、「集客コンサルタントです」と名乗る人と、「Facebook集客のコンサルタントです」と名乗る人では、明らかに違いがありますよね。

もしあなたがビジネスの経験がなく、これから起業したい場合、「強み」がとても重要な要素になります。あなただけの「強み」が見つかれば、それだけで大きな武器になるからです。

「起業したいけど、自分の方向性が決まらない」
「起業したけど、コンセプトがはっきりしない」
「集客しているけど、なかなか結果が出ない」

もし、このような状況に当てはまるとしたら、自分の強みを見直してみてくださいね。


強みの定義

強みの定義
「強みの意味」を正しく理解する

強みとは、次のように定義しておきます。

強みとは?

強みとは?

・あなたが簡単にできること。
・あなたが人よりも上手にできること。
・ストレスフリーでできること。

「強み=才能」と考えてしまう人が多い気がしますが、僕の考えはそうではありません。強みとは、次の4つの要素で構成されていると考えます。

強みの構成要素

  • 才能=生まれ持った能力(先天的・遺伝的要因)
  • 環境=両親・出身地・受けてきた教育など
  • 経験=人生で見て、感じてきたこと
  • スキル=後天的に身につけてきた技能

4つの要素は1つ1つ、あなたを構成する「素材」です。これらの素材を活かして、あなたの強みを見つけほしいと思います。


自分の強みを見つける方程式

強みの方程式を知る
方程式を理解しよう

自分の強みを見つける方程式は次の通りです。

自分の強み

4つの素材(才能+環境+経験+スキル)の組み合わせ

4つの要素を組み合わせていくことで、あなたの強みを見つけていくことができます。4つの全てを統合できれば、理想的です。けれども例えば、「才能+経験」だけでも強みを見つけることができます。

例えば、料理が1つ1つの素材を組み合わせて作っているように、素材を調合していくことで自分の強みを見つけることができるということです。

4つの素材を見つける2つの視点

4つの素材を見つけるときは、2つの視点から考えることをお勧めします。

・1つは、自分自身で考えること。(=自分視点)
・もう1つは、他者に教えてもらうこと。(=他者視点)

強みを見つけると考えると、ついつい、自分の頭の中だけで考えてしまう人が多いです。しかし、「自分で考えてみると思いつかない」となってしまう人も少なくありません。

自分で考えることも大事ですが、周りの人から自分の強みを教えてもらうことも大事です。自分で考える自分と、他人の目に映る自分はまるで印象が違いますからね。

  • 両親
  • 兄弟
  • 友人
  • 仕事仲間
  • お客様

こうした人たちからの意見をもらうことも、忘れないようにしてください。

「強み」を作る4つの素材を見つける方法

1.才能の見つけた方

「才能」と言われると、何かしらの特殊能力のように考えるかもしれません。確かに、人よりも秀でた特殊な能力も才能の1つです。しかし、そうした能力であれば、探すまでもなく自覚できると思います。

ここでいう才能とは「普段は当たり前すぎて忘れてしまっているもの」を才能として、改めて認識して欲しいと思います。

才能を見つけるキーワードは、「あたりまえ」と「直感」です。例えば次のような部分から才能を見つけてください。

  • 性格的な特徴は?(ex.新しいものに目がない。細かい作業が好き。)
  • 身体的な特徴は?(ex.背が高い。胃が弱い。髪の毛が天然パーマ。)
  • 精神的な特徴は?(ex.常に落ち着いている。)
  • あなたが直感的に楽しいこと・ワクワクすることは?
  • 周りの人からよく言われた言葉、褒められた部分は?

2.環境=両親・出身地・受けてきた教育など

あなたの人生を振り返ってみましょう。子供の頃から、今日まで、誰とどんな人生を歩んできたのか。その中で、次のポイントに注目してみてください。

考えるときのポイントは、数字を使ったりして、なるべく具体的に思い出してみることです。

  • あなたの両親はどんな人でしたか?
  • あなたはどんな教育を受けて育ちましたか?
  • 今でも覚えている親の言葉は?
  • 環境はあなたにどんな考え方・価値観を与えてくれましたか?
  • 環境から得た考え方・価値観から、あなたは人にどんなことを伝えれそうですか?

3.経験=人生で見て、感じてきたこと

あなたの人生を振り返える中で、これまでに経験・体験してきたことを思い出していきます。次のポイントに注目してみてください。

  • 今でもワクワクするぐらい嬉しかった出来事は?
  • 今でも怒りが湧いてくるほどイライラした出来事は?
  • 今でも惨めな思いになるほど悔しかった出来事は?
  • 乗り越えてきたマイナスの出来事は?
  • 多分、一生忘れることがない出来事は?
  • 上記の出来事は、どんな考え方・価値観を与えてくれましたか?
  • 再認識した、考え方や価値観から人にどんなことを伝えれそうですか?

4.スキル=後天的に身につけてきた技能

あなたの人生を振り返える中で、これまでに習得してきたスキル・能力を思い出していきます。次のポイントに注目してみてください。

  • あなたはこれまでの人生でどんなことに熱中してきましたか?
  • 子供の頃、寝る間も惜しんで熱中していたものは?
  • これまでの人生で「これは自慢できる!」ということは?
  • これまでの人生で1番、時間を使ってきたことは?
  • これまでの人生で1番、お金を使ってきたことは?
  • これはそこら辺の人には負けない!と言えるものは?

強みを見つけるために、今すぐできること

強みを見つけるために今すぐできること
今すぐ行動しよう

強みを見つけるための最短・最速の方法は、今この瞬間に紙とペンを用意して、「強み」を作る4つの素材を見つける方法を1つ1つ実践することです。

  1. 頭の中を空っぽにするつもりで行う
  2. 紙に書き出すときは否定を捨てる。どんな些細なこともOK。
  3. すべて思いつくままにの紙に書き出していく。

実践のポイント

些細なことでOK。なんとなくでもOK。確証がなくてもOK。意味もなく自分を否定したり、自分を良く見せようとしなくてもOKです。

そもそも書き出した内容を見るのはあなただけ。誰にも見せる必要はないから100%正直に書くことが大事。

大切なことは、思いのままに書くこと。あなたの感じるままに、経験・感情・事実を書いてみてください。

あなたの問題点を見つけることが目的ではないので、思いのまま・感じるまま・好きなように書いてください。

「めんどくさ!」と思ったかもしれません。でも、めんどくさいことをやるからこそ、見つけたい強みを見つけることができます。強みを見つける方法は、まだまだマニュアルなんです。

ビジネスをしていけば、「めんどくさ!」と思うこと・感じることはきっとたくさんあります。例えば、僕がお伝えしているWordPressをベースにしてwebマーケティングの仕組み作りも、正直、めんどくさい作業の連発です。

しかし、そのめんどくさいことをやれるからこそ、ライバルに差をつけて、自分のビジネスを軌道に乗せることができます。「ビジネスはめんどくさいことをやったもん勝ち」ということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

見つけた4つの素材は、その言葉の通り、あなたの強みを見つけるための素材(材料)です。

あなたがビジネスをしていくときに「どんな強みを生かして活動していくのか?」これを考える必要が出てきたときは、今ここで見つけた素材をいつでも再確認できるようにしておきましょう。

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