この記事では、僕の嘘偽りのない転職(起業)時の実話をお伝えしています。
僕は「整体師(柔道整復師)」という職業から「セールスコピーライター」という、まったく別の職業への転職を達成することができました。
でも、その過程は一筋縄ではありませんでした。
・悩み
・葛藤
・不安
・恐怖
・思い込み
・周りの目
・お金の問題
いろんな壁が僕の前に立ちはだかっていました。でも、何とかその壁を乗り越え、今はセールスコピーライターとして活動しています。
もしあなたが、僕と同じように
・転職したい…
・このままでいいのか…
・起業したいけれど何していいのかわからない…
・起業したいけれど失敗が怖い…
・はじめの1歩がなかなか踏み出せない…
と悩む30歳前後の男性なら、この記事が少しでも参考になればとても嬉しく思います。
もくじ
30歳子持ちでも転職できるのか!?ちゃんと生活できるのか?
結論から言ってしまえば、30歳からでも転職(独立・起業)は十分可能だし、ちゃんと生活もできます。「ちゃんと生活できる」というのは「必要な生活費には困らずに生活できる」ということです。
そう言い切れる根拠を僕の実体験を元にお伝えします。
少し長くなりますが、ぜひご一読ください。
「30歳」は男にとって、人生の岐路!?
男性にとっても女性にとっても「30歳」というのは人生の大きな節目ですよね。
特に男性にとっては “仕事の面・家庭の面” でいろいろと考えてしまう年齢であると思います。僕も、もちろんその1人でした。
「30歳」という年齢がジワジワせまる27・8歳の頃から
- 本当にこのまま一生、整体師として生きていくのか?
- 本当にこれが自分のやりたいことなのか?
そんなふうに悶々と悩める日々が訪れました。
この頃の僕の精神状態はこんな感じでした。
- 今の自分の仕事に疑問を感じるけれど、解決策が見えない・・・
- どうしたいのか自分でもよくわからない・・・
- 漠然と独立したいと考えるけれど、どうしていいのかわからない・・・
- 辞めたいと考えるはただの現実逃避じゃないのか?と考えてしまう・・・
転職前:整体師(柔道整復師)の時代
僕は19歳頃から29歳頃まで柔道整復師という仕事をしていました。
いわゆる「接骨院(整骨院)の先生」です。
国家資格が必要なお仕事なので3年間学校に通う必要があります。でも、うちの家庭は決して裕福ではなかったので、学費はバイトと奨学金を借りながら自分で何とかかんとかで払っていました。
バイトは、自宅から原付で片道30分はかかる接骨院に研修生として雇ってもらい、朝から晩まで働らく毎日。
朝8:30には出勤して、夕方17:30頃まで接骨院でバイト。夕方17:30からは、原付で約30分かけて学校へ。
学校が21:30頃に終わり、そこからまた原付で約30分かけて接骨院へ戻り
掃除・片付けなどの雑務。そして、また原付で約30分かけて帰宅。
いつも家に着くのは23時〜23:30頃でした。
この頃の僕は、ゴーイングメリー号ばりに原付を乗っていたので、雨の日も雪の日も、どこへ行くにも原付でした。走り過ぎて原付のチェーンが切れたこともあります(笑)
バイト後は23:15〜からやる深夜番組が見たくて、アホみたいに原付を飛ばして帰っていましたね。(当時、一番ハマっていた深夜番組は、「くりいむナントカ」とか「あらびき団」だったかな?うる覚えです…)
しかし、非常に残念なことに接骨院業界の研修生のバイト代は恐ろしく安いんです(笑)
もうそれはそれは悲惨な時給です。
もちろん、その金額では学費は払えなかったので接骨院のバイトの後に、週に3〜4日、クロ○コヤ○トの荷物の仕分けのバイトを深夜12〜朝6時ぐらいまでやって、何とかかんとか学費を稼いでいました。
そんなこんなで、3年間、何とかやりくりして無事に柔道整復師の資格を所得しました。
念願の柔道整復師として日々
柔道整復師として働き始めた頃は、毎日がとても楽しかったです。
患者さんの “笑顔” と ”ありがとう”
そのためだけに、毎日、毎日勉強して、技術を練習して、休みは削って、週末は必ずセミナーに出て・・・
そんな生活を送っていました。とても充実感の溢れる毎日だったことを覚えています。
当時は、自分がこの道で生きて行くことを1mmも疑うことはありませんでした。柔道整復師・鍼灸師・整体師などのいわゆる「治療家」と言われるお仕事はとてもやりがいのある、素晴らしい仕事だと心から思いました。今でも、その気持ちは変わりません。
しかし、25歳を過ぎた頃から少しずつ僕の中にある1つの疑問が湧いてきました・・・
“本当にこのままでいいのか?・・・”
転職しようと思ったきっかけは何だったのか?
はじめに柔道整復師であり続けることに疑問を持ったきっかけは、自分が “柔道整復師として独立する気持ち” が全く湧いてこなかったことでした。
なぜ、周りの同期が独立開業して行く中で自分は独立しようと思わないのか?
その当時は、何となく独立するつもりで貯金していたので頭金になるぐらいのお金はありました。でも、肝心な “熱”・“想い” が僕にはありませんでした。
むしろ、恥ずかしながら、、、「柔道整復師は何年か勤めたら、その後、独立開業する」という業界のセオリーに身を任せていただけでした。
・こんな治療院を作りたい!
・こんな症状の人の役に立ちたい!
といった明確な目標・想いは何もありませんでした。
その事実に気がついた時、僕は悩みました。
・このままでいいのか?
・本当に接骨院を開業したいのか?
・他にやりたいことがあるんじゃないのか?
・整体じゃなくてもいいんじゃないか?
・どんな人生を送りたいのか?
などなど・・・。そして、すべての鍵は自分の中にある!そう思い “自分探し” という闇の中へ突入していきました。この時期は、僕の人生の「第2暗黒時代」です。
「第2暗黒時代」の話は長くなるのでここでは割愛しますね(笑)
なぜ、転職した職業がセールスコピーライターなのか?
約1年半ぐらいに及ぶ「第2暗黒時代」の中で当時、僕が考えた素直な気持ちがこんな感じでした。
- 単純にもっと金持ちになりたい
- 周りの奴らを見返したい・ギャフンと言わせたい
- 同学年の中でも一目置かれる存在になりたい・突き抜けたい
- もっといろんな場所で働きたい(1つの場所に縛られたくない)
- 自分の好きな時間、好きなタイミングで仕事したい
- 人に偉そうに支持され続けたくない
- 自分が好きな人と仕事したい
- 自分が応援したい人・助けたいと思える人の役に立ちたい
- 独立するとしてもお金をかけたくない、というか、かけれない(暗黒時代に貯金を90%は消費したので…)
- 何より自分が楽しみながら仕事がしたい
などなど・・・、超わがまま・超自分勝手ですよね…。でもこれが嘘偽りのない素直な気持ちでした。
じゃあ、このワガママな欲望をどうしたら実現できるのか??それを真剣に考えていた頃に出会ったのが「コピーライティング」というスキルでした。
某有名出版社の販売する1冊の本をきっかけに「コピーライティング」というスキルの存在を知りました。そして、単純なことに、“これだ!!!” って思ったんです。(今思えば、完全に “これだ!!!” って思わされたんでしょうね・・・)
その日から、取り憑かれたように「コピーライティング」の勉強を始めました。
そして勉強した内容を勤め先の接骨院で実践することができたので、コピーライティングの効果を現場で試すことができました。自分の書いた文章に反応して患者さんが来院してくれる、それが凄く嬉しくて、気がつけば、患者さんの施術よりもやりがいを感じるようになっていました。
治療の勉強は全くしなくなり、コピーライティングやマーケティングの勉強ばかりする。そんな毎日の中で1つの “強い想い” が芽生えました…
コピーライターとして独立したい、、、というか、、、しよう!!!
ちなみに “独立しよう!” と決意した頃の僕には、貯金もコネも人脈も、何もありませんでした・・・使えるお金は本当に少なかったです。確か5万円あったかないかぐらいです・・・(恥)
使えるお金が少なすぎて、“使って失敗したらどうしよう・・・”と考えてしまい、使うのが怖かったぐらいです。
さらに後々起業する際、僕にはまだ生後8ヶ月ほどの息子が1人いました・・・
今思うと、なかなかクレイジーな状況ですよね。しかし、そんな状況でも僕は自分の気持ちを抑えることができなかったんです…
コピーライターに転職してどうだったか?転職後の変化&状況
いきなり完全に転職はしませんでした。というよりも、怖くてできませんでした。はじめは柔道整復師として働く傍ら、副業という形でコピーライターとしての活動を始めました。
- 深夜開催や日曜開催の交流会に出てみたり
- コピーライティングやマーケティング関連の安いセミナーに出てみたり
- 整体師時代の人脈に直接連絡してみたり
- ブログとメルマガを書いてみたり
できること、思いついたことをやりながら、コピーライターとしての仕事を何とか確立させようとして、地道に活動していました。でも、しばらくは全くうまくいかない時期が続きました…
- 交流会に出ても、名刺交換をするだけで終わり…
- セミナーにでても、勉強して名刺交換をするだけで終わり…
- 直接連絡しても、大半はあまり相手にはしてもらえない…(「頑張ってね」の一言で終わり)
- ブログやメルマガは思うように成果がだせない…
あぁ… 現実は厳しいなぁ・・・
良い結果のでない毎日に、とても憂鬱な気持ちになりました。その頃は、無邪気な息子の笑顔をプレッシャーに感じてしまうほど精神的に追い込まれていました…
このままでは、独立しても生活できない・・・
でも正直、どうしていいのか全くわかりませんでした。
- 何をしたら仕事が取れるのか?
- どうしたら興味を持ってもらえるのか?
- そもそも、なんで自分は相手にされないのか?
- 自分には独立なんて無理なのか?
などなど、いろいろ考えました。でも、考えても何も変わりません。だから、考えることやめて、とりあえず「行動」を続けました。
思いついたこと・できることを、ただひたすらやる
どんなにしんどくても、どんなにネガティブなことを考えても、とにかく諦めずに行動する。『行動 → 考える』の繰り返し。
行動さえしていれば、必ず「結果」がついてきます。その「結果」が良いか?悪いか?それをちゃんと検証してまた次の行動に繋げる。僕が転職(独立・起業)を目指してやってきたことは本当にこれだけです。
活動してると1人のコピーライターさんと知り合います。そして、その方に初めて仕事を紹介して頂きました。それがコピーライターとして、はじめての仕事です。活動を始めてから、初めて仕事を紹介して頂くまで、3ヶ月ぐらいかかったと思います。
紹介してもらったお仕事の報酬は高くありませんでしたが、とてもやりがいのある内容でした。でも、何よりも純粋に“コピーライターとして仕事できたこと”が嬉しかったのをよく覚えています。
その後も、ただひたすら「考えるよりも先に行動」を続けました。その結果、初めて自分で(・・・)仕事(案件)を獲得することもできました。初めて自分で獲得した案件は、仕事内容も報酬面でも自分の理想通りで、とっっっっても嬉しかったですね。
そして、初案件は僕に自信をくれました。この頃から「これで独立しても大丈夫かもしれない…!」という感覚が強くなっていきました。(なかなか単純な性格ですよね・・・笑)
今どんな仕事をしていて、どれだけ収入があるのか?
現在の主な活動は簡単に紹介すると、こんな感じです。
<法人様をあいてに>
- 見込み客獲得のお手伝い(オプトインLPのライティングなど)
- フロント商品を販売してバック商品までつなげるお手伝い
- 事業説明会で新商品を販売するためのトークスクリプト作成
- 思うように売れなかった商品の再販企画&提案〜販売
<個人事業主様をあいてに>
- ステップメールの作成や添削
- 店舗集客のお手伝い(オンライン&オフライン)
- ホームページ、チラシ、LPのライティング
ぶっちゃけ、どれだけ収入があるの??
転職を考えるときに一番気になるのは、ぶっちゃけ「収入」ですよね。
僕の場合は、整体時代よりも収入は確実にアップしました。ちなみに僕の整体時代のお給料は、手取りで約20万円前後でした(笑
ただ、デメリットになるのかわかりませんが、毎月決まった金額ではありません。独立したらサボろうと思えば、いくらでもサボれますからね。逆に、頑張ればその分、収入を増やすことができます。
まぁ、ぶっちゃけとか言いながら、あまりぶっちゃけて書く勇気もないので、気になる人はお気軽にご連絡ください。個別なら、いくらでもぶっちゃけます…!
スキル・貯金がなくても大丈夫なのか・・・??
僕の経験から言わせてもらえば、転職する際にスキルや経験はなくても大丈夫です。でも唯一、絶対に必要だと思うのは『頑張る理由』ですね。これは超重要です。
前述しましたが、僕は、、、
- 単純にもっと金持ちになりたい
- 周りの奴らを見返したい・ギャフンと言わせたい
というような、欲望まる出しの超自己中な気持ちで転職(独立・起業)を考えて、行動のエネルギーにしていました。これには、嫌悪感を示す方もいると思います。今この記事を読んでくれている、あなたもそうかもしれません。
- もっと日本経済の役に立ちたい!
- もっと子供のために良い社会を作りたい!
- もっと〇〇業界を活性化したい!
というような、キレイな理由とは正反対ですからね。でも僕は『キレイな理由』って『嘘』だと思ってしまうんです。『嘘』というか『本心からくる理由ではない』と思うんです。
1人1人、境遇が違うので『絶対に嘘だ!』とは言いきることはしません。しかし、少なくとも僕みたいな境遇だった人が “転職したい!・独立起業したい!”と感じる時は、絶対にもっと泥臭い理由が本心だと思うし、泥臭い理由が本心でいいと思います。
「泥臭い理由」は行動するための強力なエネルギー源になります。その強力なエネルギーを使うことを僕はオススメするし、絶対に必要だと思います。「キレイな理由」では行動を継続することがなかなか難しいですからね…
ちなみに僕の一番本心からくる『頑張る理由』は
“周りの奴らを見返したい・ギャフンと言わせたい”
でした。
「単純にもっと金持ちになりたい」という理由も、いっけん本心のようですが、これではまだ『頑張る理由』として弱かったりします。だって、、、「もっと金持ちになりたい」なんて、おそらく日本中の人が思ってますよね??
でも、そうなれない人が沢山いるんです。もちろん僕も、そのうちの1人でした。
ほとんどの人が「もっと金持ちになりたい」っていう理由・動機づけでは「お金持ちになれない」んです。つまり『行動を継続できるほど、頑張る理由にはならない』ってことです。
なので、転職(起業・独立)する際には、
・なぜ、転職(起業・独立)したいのか?
・なぜ、転職(起業・独立)してまで、目標を達成しないダメなのか?
といったことを真剣に考えることを僕はオススメします。スキルや貯金の心配をするよりも、ずっっと大切なことだと僕は思います。
※ これはあくまで、行動を継続させるためのエネルギー・モチベーションに対する考え方であって、転職(起業・独立)後の夢や目標の設定とは違います。
僕の思う、30歳で転職(独立・起業)する可能性
・30歳で転職してうまくいくか?
・30歳からでも、成功できる可能性はあるのか?
それはもう、、、あなた次第です。
ずるい答えですが、これが僕の意見です。僕は「努力さえしていれば、いつか必ずうまく行く・報われる」と言い切ってしまうことはしません。それは嘘だと思うので。
「30歳で転職する」
とても勇気がいることだと思うし、エネルギーも沢山必要とします。それに必ず成功できる保証はありません。しかし、それでも、、、
- 挑戦してみたいこと
- 成し遂げたい目標
- 実現したい想い
- 見てみたい景色
- 叶えたい夢
そうゆうものがあるなら、やってみるしか無いですよね。ゼロからは何も生まれないけれど、小さな1歩でも踏み出せば何か起きますからね。
でも、もしあなたが誰かに「大丈夫だよ」「うまくいくって!」「応援してるよ!」って言われて安心したいだけなら、転職(独立・起業)なんて考えない方がいいと思います。
最後に、、、
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
いつも拝見させて頂いております。
整体師とは違いますが、私も本当に今のまま会社で我慢して生きていくのか、もっと自分を活かせる世界があるかも知れないけど踏み出せない!など複雑な気持ちが多い中、偶然長嶋さんのサイトに目を止め、直感でこの方に教わりたい!と思い、今も購読させて頂いてます。
始めて半年、ネットビジネスの知識もやり方もまだまだ勉強中ですが、自分で色々やってみて失敗繰り返して、目標を思い出して自分を奮い立たせの繰り返しが、独立した後の重要な財産になるんでしょう。
どの世界でも、成功の保証なんてありませんから、自分を信じて気長にやる覚悟があれば、やらなきゃ変わらないですよね!