これから起業したい。起業しているけれど、あまりうまくいってない。自分のサービスに自信がない・価値を感じられない。
「今から起業して、ビジネスを始めよう!」と思っても、やっぱり不安や恐怖心はつきものですよね。
なかでも代表的な不安・恐怖心といえば、「自分の商品・サービスに価値があるのかどうか、不安になる・自信が持てない」というものです。
- 本当にこれでいいのか不安…
- まだ経験が浅いから不安だなぁ…
- 値段を上げるのが怖いなぁ…
- お金をもらうのが申し訳ない…
- まだまだ、お金をもらえるレベルじゃない…
などなど。
きっと、あなたも1度は考えたことがあると思います。
どれも深刻な問題に思えますが、実は原因はたった1つ。
ここではあなたの商品・サービスに価値を持たせるために、たった1つ大切な秘訣をお伝えします。
もくじ
「自己中心」が原因
「自分の商品・サービスに自信が持てない」というのは、起業したての頃は、あるあるの悩みだと思います。
もしかしたら、あなたも同じ悩みを持っているかもしれませんね。
「まだまだ経験も浅いのに、自分のサービスでお客さんは満足してくれるのかな?」なんて気持ちは、よく分かります。僕もそうでしたから。
また、ちょっと自信がついてきた頃には「値段をあげたい」と思うでしょう。でも、「値段をあげれば、お客さんの数が減るんじゃないか…」「ライバルに全部持っていかれるのではないか…」と不安になってしまう…。
でも不安な気持ちを抑えて、ちょっと考えてみてください。
- 「こんなサービスで大丈夫かな?」と考えているのは誰でしょうか?
- 「単価を上げたら、お客さんが減る」と思い込んでいるのは、誰でしょうか?
そう、、、「自分」ですよね。
「こんなサービスで大丈夫かな?」と悩んでいる状態は、自分で自分の価値観に対して、「いいか?悪いか?」と自問自答している状態です。簡単にいえば、「自分中心の考え方になっている」ということです。
「自分中心の考え方」でいると、いろんな不安や恐怖心に襲われます。
- 本当にできるのかな…
- やったことないから不安だなぁ…
- お金をもらうのが申し訳ない…
すべて「自分中心の考え方」が原因となって感じている感情です。
「自分中心」はあなたの価値をさげる
起業すれば、常に自分で考えて行動する必要があります。
しかし、「自分中心の考え方」でいる限り、すべてうまくいきません。
- LPのコピーを書くときも
- ホームページを作るときも
- ブログを書くときも
- ビジネスプランを立てるときも
何をするにしても、「自分中心の考え方」では、あなたの望む成果をだすことは難しいです。
では、なぜ「自分中心の考え方」ではサービスの価値に悪い影響を与えてしまうのでしょうか?
補足:コピーを書くときも「相手」が重要
コピーライティングを勉強すると、必ず学ぶ内容があります。それは、主語に「あなた」という言葉を使いましょう!ということです。
すると、多くの人が「なるほどぉ~」と思って主語を「あなた」にします。
でも、ただ単に、言われるがまま「あなた」を主語にするだけでは、いいコピーは書けません。「あなた」は誰を指した言葉なのか?誰を意味するのか?という部分まで考えること重要になります
「自分中心」だから恐怖が生まれる
冒頭でお伝えした、代表的な不安・恐怖心について、もう1度考えてみます。実はすべて、「自分中心の考え方」から不安や恐怖心は来ています。
すべての頭に「私」という言葉をつけてみてください。
すると、、、
- 「私は」本当にこれでいいのか不安…
- 「私は」まだ経験が浅いから不安だなぁ…
- 「私は」値段を上げるのが怖いなぁ…
- 「私は」お金をもらうのが申し訳ない…
- 「私は」まだまだ、お金をもらえるレベルじゃない…
このようになります。つまり、すべて自分中心でしか物事を考えていません。
では、どうしたらこの問題は解決できるのでしょうか?
お客様目線でいるから価値が作れる
解決策は、「お客さん(見込客)中心に物事を考えること」です。
もっと馴染みある言葉でいえば、「お客様目線になる」ということです。
あなたがどんなビジネスをしていこうとも、お客さんに価値を提供するということに変わりはありません。
お客さんに「価値を提供する」とは、お客さんが求めている欲求・願望、解決したい悩み・不安などに対して、解決策を提供してあげることです。
あなたの提供する解決策が、お客さんが望むものに近づくほど、あなたの商品・サービスの価値はどんどん高くなります。
つまり、「あなたのサービスの価値を決めるのは、あなたではなくて、あなたのお客さん」ということです。
同じ業種・業界で、正直サービス内容にそんなに差がないのに、「いただいている報酬に大きな差がある」なんてことは本当によくあることです。
でも、そこにある差は「誰を中心に物事を考えているのか?」ということだけです。
例えば、整体院の場合
・1回30分で5000円の報酬をいただきている整体院
・1回30分で50000円の報酬をいただきている整体院
この価格の差は、どこから生まれてくるのでしょうか?
・整体の技術の差?
・先生の人柄の差?
・経験の差ですか?
・立地の差でしょうか?
残念ながら、どれも決定的な理由にはなりません。
2つの違いは、お客さん目線で、お客さんの悩み・問題解決に合わせたサービスが提供できているのかどうか?ということです。
注意点
お客様目線でサービスを考える前の段階として、大切なことがあります。
あなたの核となる「売りたいもの」「提供したいもの」を固めることです。ここが決まっていないと、見せかけだけの偽物になってしまいます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
お客さんに選ばれるようになる秘訣
お客様目線で考えることが、できているかどうかで、あなたのサービスの価値が決まり、あなたが選ばれる側になるか、選ばれずに終わるかが決まります。
もしこの記事を読んで、「やばっ、完全に自分のことだな~」と感じたのであれば、お客様目線に変われるチャンスです。
とは言っても、お客様目線で考えることは、正直、簡単なことではありません。僕もいまだに、気がつくと「自分中心」で考えてしまうことがあります。
もうこればかりは、常にお客様目線を意識しながら、実戦を積んでいくのが1番の方法です。