ランディングページ(LP)を書き上げることができら、最後に成約率を上げるために8つのポイントをチェックしておきましょう。
ここで紹介するポイントを押さえておけば、LPの成約率を上げることができるので、ぜひチェックリストとして活用してくださいね。
もくじ
LP完成後「コピーのチェックポイント」5選
ランディングページの成約率を上げるために、コピー(文章)の部分でのチェックポイントを5つご紹介します。
【1】コピーライティングの原則を確認しておこう
どんなコピーを書くときも、『誰に』『何を伝えるのか?』ということが、明確になっていることが重要です。
あなたがランディングページを書いたときも、『誰に』『何を』伝えているのか?
それが明確になっているかどうかを確認しておきましょう。
【2】キャッチコピーがわかりやすい?
キャッチコピー(ヘッドライン)は直感的に理解できることが重要です。
あなたの見込み客がランディングページを見た瞬間に、すぐに内容が理解できるキャッチコピー作りを心がけてください。
【3】キャッチコピーやオファーは魅力的か?
キャッチコピーの内容や無料オファーの内容が、見込み客にとって魅力的なものになっているかどうか。
これをしっかり再確認しておきましょう。
- ベネフィットがちゃんと書かれているか?
- 「もらわないと損!」と感じようなオファーか?
- 数字を使った具体的な実績や証拠は使ってあるか?
最低でもこの3つはチェックしておいてください。
【4】オープニングは不安や恐怖を刺激してる?
オープニング(書き出し)では、見込み客の不安や恐怖を刺激してあげましょう。そして、本文が読みたくなっているかどうかを確認してください。
パワーワードを使って、本文へと引き込んであげることが重要です。
最初の2、3行で、LPを読んでもらえるか、それとも、ページから離脱してしまうかが決まるといわれるほど重要な部分です。
【5】本文は読みやすくなってる?
ランディングページに限ったことではないですが、コピーを書いた時は『読みやすさ』をしっかり確認しておきましょう。
例えば、見込み客が理解できない言葉・専門用語を使わないこと。これは最も有名な対策だと思います。
他にも本文をわかりやすくするためには、次の6つのコツを抑えておきましょう。
漢字をひらく
漢字をあえてひらがなにすることを、「漢字をひらく」と言います。
理由はシンプルで、漢字が多すぎる文章は読みづらいからです。
例えば、こんな感じです。
・「〇〇出来る」→「〇〇できる」
・「初心者にも優しい動画講座」→「初心者にもやさしい動画講座」
・今すぐ参加して下さい → 今すぐ参加してください
漢字のひらき方にルールはありませんが、読みやすい文章やサイトを参考にしながら、
自分なりのルールを確立しておきましょう。
表記ゆれを無くす
同じ意味の言葉を違う表記で表すことを「表記ゆれ」と言います。
用字用語の不統一。同じ文書や書籍の中で、本来、同音・同義で使われるべき語句が異なって表記されること。「メモリー」と「メモリ」、「引っ越し」と「引越」など。表記の揺れ。
goo国語辞書
文章を書きなれていない人ほど、知らないうちに「表記ゆれ」が起きてきます。
例えば、『申し込み』と『申込み』とか。
表記ゆれは文章の読みづらさに繋がっていくので、文章を書いたときはしっかりチェックしておきましょう。
カタカナや1桁の数字は「全角」を使う
カタカナや1桁の数字を「半角」の状態で入力すると、少し読みづらさが生まれます。
正直、これは読み手によって、読みにくいと感じる・感じないには個人差があります。しかし、僕的には、カタカナや1桁の数字は「全角」で入力することがオススメです。
改行、空白を適度に入れる
文章と文章の間は適度に改行して、読みやすい文章づくりを心がけてください。
例えば、下の2つの画像を比較してみてください。
2つとも文章の内容は全く同じです。でも左の画像の方が読みやすいと思いませんか?
これは「改行」を適度に入れている効果です。
LPを書くことに集中していると、ついつい、ダラダラと文章を書いてしまうことが多いので気をつけてくださいね。
音読してみよう
最後は書いた文章を音読してみてください。音読してみて、読みづらい部分は言葉の言い回しや表現を見直してみてください。
また文章がすらすら読めないということは、文章のリズムが悪い状態です。読んでいてつっかえてしまった部分も、表現や言い回しを修正しましょう。
文章は「音で聞いても理解できる」ということがとっても大事です。なので、「自分で音読する」、もしくは、「第3者に自分が書いたLPを読んでもらう」という形で、LPの内容が理解できるかどうかをチェックしておきましょう。
細雪などで有名な谷崎潤一郎もこんな言葉を残しています。
文章を綴る場合に、まずその文句を実際に声を出して暗誦し、それがすらすらと云えるかどうかを試してみることが必要
出典元:文章読本 中公文庫
無駄な文章の装飾をしない
ランディングページを書いていると、自分が伝えたい部分の文章をどうしても装飾したくなる人が多い。でも、文章はシンプルな方が読みやすいです。
具体的には、次のポイントに気をつけてください。
- 下線を引かない
- むやみやたらにハイライトを使わない
- フォントサイズは3〜5種類以下にする
強調したい部分のコピーに下線を引いたり、ハイライトをつけたくなると思いますが、必要ありません。シンプルに赤文字とかあなたのサイトに合わせてアクセントカラーで強調してあげてください。
また文字サイズを大きくして強調したくなると思いますが、これもやりすぎは厳禁です。
- キャッチコピー
- オープニング(サブヘッド)
- 本文
- 本文中の見出し
- プライバシーポリシー・注意書き
こんな感じでパート分けして、フォントサイズを5種類以下に抑えておきましょう。
LP完成後「デザインのチェックポイント」3選
LPのデザインもランディングページの成約率に大きく関与します。ここでお伝えする3つのポイントを確認しておいてくださいね。
【6】ランディングページの色使いをシンプルに!
ランディングページの色使いは「シンプル」を心がけてください。
カラフルなLPを作ろうとして、結果的にごちゃごちゃカラーの見づらいランディングページを作ってしまう人が多いです。
ランディングページのカラーは、あなたのサイトカラーに合わせるようにしてください。
もし悩んでしまう場合は、白・黒・赤のシンプルな色使いがオススメです。
【7】申し込みボタン(CTA)がわかりやすく!
LPの目標達成に必要不可欠なCTAの部分がわかりやすいようにしておきましょう。
- 申し込みボタンはどこ?
- どこから登録するの?
- どうやって参加すればいいの?
そんな感じで見込み客を悩ませてしまったら、ランディングページの成約率は大きく下がってしまいます。
見込み客がLPを見たときに「ここから申し込めばいいのか」というのが、考えなくてもわかるようにしておきましょう。
【8】無料オファーの画像を魅力的にしよう!
LP登録と引き換えにプレゼントする無料オファー。
この無料オファーの画像をちょっと魅力的にするだけでも、LPの成約率に変化があります。
例えば、以下の2つの画像だったら、どっちの方が良さそうですか?(ちなみに内容は全く同じものです。)
どちらの方が、直感的に「これ欲しいな」と感じるでしょうか?
きっと右の画像を「欲しいな」と感じてくれたと思います。このようにデザインが成約率に関わってくることを、ぜひ覚えておいてください。
プロフォール画像を掲載するときは、プロフィール画像も魅力的なものにしておきましょう!ダサい写真・ボヤけた写真を使うと、それがあなたの印象を悪くしてしまいます。
さいごに
成約率を上げるためにも、ランディングページの作成後は8つのポイントを見直してみてくださいね。
慣れないうちは、8つのチェックポイントを紙に書き出して、いつでも確認できるようにしておきましょう!
おさらい
1.コピーライティングの原則を確認しておこう
2.キャッチコピーがわかりやすいか?
3.キャッチコピーやオファーは魅力的か?
4.オープニングは不安や恐怖を刺激してる?
5.本文は読みやすくなってる?
6.ランディングページの色使いはシンプルに!
7.申し込みボタン(CTA)がわかりやすく!
8.無料オファーの画像を魅力的にしよう!