LP=ランディングページ(LP)とは何か?どうやって作って、どこで使って、どんな目的で使われているのか?3つのフレーズに分けてお伝えします。
あなたがもしも『LPのことを知らない・ぼんやり理解している』とすれば、ぜひ参考にしてください!
もくじ
そもそもLPってなに?
まず大前提として、LPとはランディングページの略称です。簡潔に説明すれば、ランディングページとは、一番最初に見てもらうページのことです。
あなたの商品・サービスを求めてネット検索したお客さん(見込み客)が商品にたどり着くために、1番最初に見ることになる縦長のページのことをいいます。
引用元:利尻カラーシャンプーLP
飛行機が着陸することをランディング(landing)といいますが、その様子が語源になっているみたいですね
注意
よくある間違いは『ランディングページ=セールスレター』と考えてしまうこと。厳密に言えば、2つは別のものです。
セールスレターはその名の通り、商品を売ることが目的で必ずセールスをします。一方、ランディングページは、あくまでも最初にたどり着いたページのこと。商品を直接売るケースがないこともあります。
LPを作るための最低限の基礎知識
『LPを書く』といっても、いきなり書き出すことは難しいです。理由は、書く前には考えるべき要素がいくつかあるからです。では、どんな要素があるのかをご紹介しますね。
LPを書く前に考える要素
- LPはなにで作るのか?(手段)
- LPをどこで使うのか?
- LPの目的(なにがしたくてLPを使うの?)
では、1つずつ解説していきます。
1.LPを自分で簡単に作れる方法
LPの作り方は、自力で費用を抑えて作る方法とお金を使って業者に作ってもらう方法があります。
自力で費用を抑えてLPを作る方法をご紹介します。
【1】「ペライチ」というサイトで作る方法
ペライチはこちら → https://peraichi.com
他にもいくつか似たツールはありますが、ペライチがおすすめの理由は、無料で使えること。そして、初めから綺麗なテンプレートが用意されていることです。だから構成に迷うことなく、スラスラと作ることができます。
さらに、スマホにも自動で適応してくれるので、初心者には難しい設定を自分でやる必要がないことも嬉しいポイントです。
【2】Wordpressで作る方法
WordPressというシステムをご存知でしょうか?簡単にいえば、自分のサーバーとドメインを用意してサイトを作る方法です。Wordpressでサイトを構築すれば、そこからLPを作ることができます。
WordPressには「テーマ」というものがあり、テーマがサイト全体のデザインや機能を決めています。テーマによってはLPがうまく作成できなかったり、スマホ対応していないものがあるので、そこはペライチに比べると少し知識が必要になります。
加えて、ペライチとは違い、デザインや構成はゼロから自分で考える必要があるので、ペライチに比べると手間がかかる部分も多いです。
ちなみにこのサイトもWordpressで作ってますよ。
お金を使って業者にLPを作ってもらう際の心がけ
お金を払って作ってもらう方法は2つです。
- 制作業者に依頼して作ってもらう
- クラウドサービスを利用して作ってもらう
この2パターンです。
【1】制作業者に依頼して作ってもらう
かかる費用はピンキリです。数万円で作ってくれるとこもあれば、数十万円必要なとこ、さらにはもっと大きな金額を必要なケースもあります。
制作業者に頼んで作る際に気をつけることは、文章とデザインが費用に含まれているのか?ということです。
よくある話ですが、『10万円で作れます!といわれて依頼したら、文章(ライティング)は別途費用が必要といわれ結局30万円かかった』なんてケースもあります。あとは、納品時にデータや素材などがもらえるかどうかも、しっかり確認しましょう!
「作って納品してもらったら終わり!」という業者も存在しますが、データが手元にない場合は、LPを修正したい時に、毎回その業者に依頼することになります。
信用できる業者だったら、いいかもしれませんが、基本的には、ちゃんと制作データも納品してもらうようにしましょう!そうすれば、知識をつけて自分で編集することも、訳あって他の業者に編集を依頼することも可能になります。
最後に、無料で作る方法でもお伝えしましたが、ランディングページを業者に依頼する場合にも、WordPressを使用することをお勧めします。
理由は、あなたの独自ドメイン(web上の住所)とサーバーにアップすることができるからです。ドメインもサーバーも年間、約1000円前後で契約できるので、ぜひ契約してくださいね。
補足
おすすめのサーバーはX(エックス)サーバー
→ https://www.xserver.ne.jp/
X(エックス)サーバーならドメイン取得もできます!
→ https://www.xserver.ne.jp/price/price_domain.php
Xサーバーはたまにキャンペーンをやってます!その時は、なんと無料でドメインが1つもらえます!通常は年間管理費もかかるのですが、永久に無料で超お得です!!!
【2】クラウドサービスを使ってLPを作る
クラウドサービスの代表格はクラウドワークスやランサーズです。
クラウドワークスはこちら
→ https://crowdworks.jp/
ランサーズはこちら
→ http://www.lancers.jp/
クラウドサービスを使えば、クラウドサービスに登録しているライターさんや副業でライターをしている方にお願いして、LPを作ってもらうことができます。
依頼する際の注意点は、相手のレベルをしっかり確認しながら進めることです。また、ゼロから全てを丸投げするのではなく、こちらから細かく指示をだすことも時には重要です。
例えば、『ペライチを使ってくださいとお願いします。そして、文章や画像の制作を依頼して、あとはペライチで全体を作ってもらう』という流れです。
とりあえず、1回作ってみよう!
LPは無料でも有料でも作れます。
でも、コピーラティングのスキルを磨いていきたいと思うのであれば、1度は自分で作ってみることがおすすめです。ぜひ、ペライチを使って、もしくは、Wordpressサイトを構築してLP作成にチャレンジしてみてください!
2.LPの効果を左右するメディアの選択
LPの使いどころを考える際は、お客さん(見込み客)はどんなメディアをよくみているのか?どこでLPを宣伝すると効果的なのか?をしっかり考えるようにしましょう。
- ブログ
- メルマガ
- Facebook
- Twitter
- LINE@
いろんなメディアが思いつきますよね。
その中でも、もっともポピュラーな方法は、ブログ記事の中にURLやリンク設定した画像を貼り付ける方法です。
注意
・画像を使う際は、LPと関連性のある画像をちゃんと選びましょう!
・リンク設定するURLは、もちろんランディングページのURLですよ!
使うメディアを選ぶポイントは、あなたのビジネスに合わせて、あなたが持っている戦略に合わて使うことです。さらに、使うメディアは1つだけでなく、なるべく多く使うように心がけましょう!
1つだけに絞るなんて機会の損失でしかありません。LPの入り口はできる限り多くすることを心がけてましょう。
3.LPを作る目的を理解しておこう
LPの目的はなんなのか?を考えることは非常に重要です。目的のないLPはただの長い文章です。だから、LPの目的を明確にすることは必須になります。
- 商品・サービスを売るため
- 資料請求してもらうため
- お問い合わせの電話をもらうため
さまざまな理由がありますが、LPの目的の中で、もっともポピュラーな理由は、メルマガリストを集めることです。
『メルマガリストを集める』とは、あなたのお客さん(見込み客)のメールアドレスのことを集めて管理することをいいます。
では、“どうやってメルマガリストを集めるのか?”気になるところですが、その前に考えることがあります。
目的が決まったら、次に考えることは、あなたのお客さん(ターゲット)合わせたメッセージを考えることです。簡単そうですが、これが結構難しかったりします。でも、非常に重要なことなので、無視はできません。
お客さん(ターゲット)合わせたメッセージを考えるときには、3つの視点が必要になります。
- 何をどう書くか?
- 何をどう見せるか?
- どんな言葉で伝えるのか?
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、この3つの視点は常に意識してくださいね。具体的にコピーをどうやって書くのか?については、また別の記事でお伝えします。
ここではひとまず、“大事なんだな”と覚えておいてください。そして、それを踏まえた上で、LPを使ってリストを集めるための基本的な流れをお伝えします。
【LPの目的】メルマガリストを集める
ランディングページ(LP)からメルマガリストを集めることは、よくあるパターンです。そこで、1番よくある流れをご紹介します。
LPを作成してwebにアップロード
↓
URLをメディアに貼りつける
↓
LPからメルマガGET!
↓
メルマガスタート!!
このようになります。
①LPを作成してwebにアップロード②URLをメディアに貼りつけるについては、ここまでにお伝えしました。
そして、次のステップである③LPからメルマガGET!④メルマガスタート!!を実践するためにはメルマガ配信システムに登録する必要があります。
メルマガの始め方については【入門】はじめてのメルマガ|基本知識と始め方をご覧ください。
まとめ
以上がLP(ランディングページ)についての基本知識です。コピーライターとして活動する上で、LPの存在は避けて通れません。
この記事でLPの知識や考え方をご紹介しましたが、別の機会に、具体的な書き方もご紹介したいと思います。