ストーリーを使うと反応が良くなる。ストーリーこそ最強だ。そんな話を聞いたことありますか?
ストーリーとは言葉の通り、物語のこと。物語を語ることで、読者を自然と文章の中に引き込むことができます。
「物語」は小説のようにセンス溢れるものじゃなくて大丈夫。あなたが体験・経験してきたことを、ありのままに書いていきます。
じゃあ、それはどうやって書くのか?
どんなコピーを書くときも使える「ストーリーのテンプレート」を1つご紹介します。7つの構成の内容を自分ごとに置き換えてコピーを作ってみてください。
ブログ・メルマガ・セールスレター・動画など、どんな媒体でもこのテンプレートは使えます。
もくじ
ストーリー1.同じ出発点
ストーリーの1番最初は、あなたとあなたの見込み客は同じ状況だったことを伝えてあげます。
ポイント
見込み客の現実に共感してあげること。ここを意識してコピーを書いてください。
悩み、不安、恐怖、痛み、苦しみ、怯え、後悔、悲しみ、逃げ出したいこと、眠れないほどの悩み、イライラ、モヤモヤ、吐き気がすること、などなど。
できるだけ具体的に内容を書いてあげましょう。
ストーリーを書いていると「自分のこんなダラダラ長い話、読みたくないんじゃないかな?」と考えてしまうことがあると思います。
でも長さを気にする必要はありません。できるだけ実際のエピソードを交えながら、具体的に伝えてあげてください。その結果として、文章が長くなってしまっても大丈夫です。
こんなストーリーを書いてみよう!
- 悔しくて仕方なかったエピソード
- 人生No.1レベルで大恥をかいたエピソード
- 完全に自信を失ったエピソード
- 不安で毎日が地獄のようだったエピソード
- もう人生辞めようかと思うほど追い込まれたエピソード
ストーリー2.失敗の連続
ここでは、現実を変えるためいろいろ試して、もがいてみてことを伝えていきます。
現実を変えたくて、あれこれ試してみたけれど、全然結果が出ない。失敗の連続だったという話をしていきましょう。
- いいと思ったものは買ってしまう
- 買ったはいいけれど結果が出ない
- 時間とお金だけを無駄に使いまくる
- でもいつも不安で毎日がまったく楽しくない
- そんな中、クレジット枠も限界がきて、、、
こんな感じで、自分なりに頑張っていたのに、状況はどんどん悪くなって言ったことを正直に話してあげてください。
ポイント
自分の失敗談をありのままに書くこと。恥ずかしがらないことです。
ストーリー3.転機となる出会い/発見
苦しんでいたあなたに偶然の出会いや発見があり、人生の転機が訪れます。
その転機となる出会いや発見について、具体的に伝えてあげましょう。
- いつ?
- どこで?
- 何をしていたら?
- どんなことあったのか?
- その結果どうなったのか?
- どんなことに気づいたのか?
ストーリー4.成功の連続
転機となる出会いや発見があったことで、あなたの人生にどんな変化が訪れたのか?
つらい、しんどい、楽しくない、と感じていた毎日にどんな変化が訪れたかを話してあげましょう。
抱えていた悩みや問題が解決されていったこと。
現実がプラスに変化していくことで感じた感情(安心したことなど)。
少しずつ考え方や気持ちの面で変化が起きてきたこと。
そこから体験してきたプラスな出来事、素晴らしい変化。
この構成の最後は、「暗かった未来が今はどんなふうに見えるのか?」それを伝えた上で、これから起こるであろう出来事、自分が感じている期待感などで話をまとめてあげましょう。
ポイント
転機となる発見や出来事から、成功体験の連続までは、徐々にステップアップしていったことを伝えてあげましょう。
いきなり飛び向けた変化をして、成功体験を語ってしまうと見込み客はまったく共感できなくなります。
「なんだそれ」「結局この人は才能があるんじゃん」などとシラけてしまうので、要注意です。
成功体験を伝えるときは、経済的な変化を伝えることは大事です。しかしそれよりも、感情面や人間関係におけるプラスの変化を伝えてあげましょう。
- 毎日が楽しくなった
- 不安が消えて、今は自信がみなぎっている
- 離婚寸前だった奥さんと、新婚夫婦のように仲良くなった
- 崩壊していた家庭が、近所でも有名な仲良し一家になれた
ストーリー5.成功要因のメソッド化
うんざりしていた現実から、ある転機があり成功することができた。
『それは何をどうしたのか?』それを体系化(メソッド化)をしたことを伝えてあげましょう。
ポイント
体系化したメソッドは、自分だからできたものじゃないことを伝える。誰がやっても高い再現性を持っていること伝えてあげましょう。
ストーリー6.成功者は他にもたくさんいる
自分のメソッドで成功した人、プラスの変化を体験できた人が実際にいることを伝えてあげましょう。
お客さまの声を掲載することが、最大のポイントです。
掲載する「お客様の声」のポイント
- できるだけ本名で(本名NGなら、ニックネームorイニシャル)
- 顔写真を掲載(NGなら後ろ姿とか、何かしら工夫を…)
- 声をもらう媒体を増やす(直筆・動画・音声)
- 具体的な数字を入れて載する(×売上UP→〇売上が131万円UP)
- なるべくたくさんの声を掲載する(目指せ10人以上)
ストーリー7.次はあなたの番です
見込み客に対して「次はあなたの番です」と伝えて、セールスしましょう。
あなたのメソッドを手に入れ、使用することで同じような成功体験ができること。プラスに変化した生活が手に入ることを伝えます。
ポイント
見込み客の背中を押してあげましょう(不安要素を除去してあげる)。
- 誰でもできることを強調してあげる。
- 才能、センスはいらないこと
- 返金保証をつけてあげる
さいごに
ストーリーは見込み客からの共感を得るためにとっても強力です。
あなたのことをまったく知らない人でも、ストーリーさえ良ければ、あなたに惹きつけられ、最終的に商品・サービスを購入してくれます。
ここで紹介した7つの構成は、ぜひ使ってみてくださいね。
ちなみに、あなたのストーリーを魅力的で楽しくするのポイントは1つ。
失敗をたくさん経験すること。
失敗の数だけストーリーのネタが増えると思えば、起業家としてガンガン行動するのが楽しくなってきませんか?