成功する人は死神への対処を習慣としている

死神が紙を広げている

かなり前から、知識としては知っていたけれど、
それを実際に体験して、はじめて、
「あぁ〜そうゆうことか」と認識する。

こんな経験ってあなたにもありませんか?

実は私も今まさに、その体験をしている状況です。
「それは、何か?」と言われると、
自分でビジネスをしていたり、これからビジネスしたい!という人が
いつの間にか取り憑かれている死神の話。

あなたは死神の存在に気がついているだろうか?

実は、自分でビジネスをしていると、常にこの死神があなたを狙っている。
それは、税務署でもなければ、たちの悪いクレーマーでもない。
もっともっと、身近なところで、常に私たちを狙っている。

その死神の正体とは「ノウハウとアイディア」である。

この死神「ノウハウとアイディア」は、いとも簡単に私たちから、
「集中力」という大切な能力を奪っていってしまう。

現代人は、どんどん集中力が短くなっていると言われている。
少し考えてもらえば「確かにそうだなぁ〜」と実感できるだろう。

インターネット、テレビ、スマホ、タブレット、Eメール、LINE…

自分でもたまに恐ろしくなるぐらい、
気がついたら、このうちのどれかに触れていることがある。

それは「仕事として」ならいいけれど、
全くそんなことではなくて、本当にただ単に、なんとなく触ってしまう。

これは、もうヤバイな…って思います。

そして、「もうヤバイな…どうしよっかな…」と考えていると
「アイディアとノウハウ」はあなたに甘い誘惑をしてきます。

「こっちの方がうまくいくよ」って…

なぜ振り回されてしまうのか?

あなたの周りにも、こんな人はいませんか?

  • 会うたびに新しいノウハウの話をしてくる
  • ビジネスのアイディアがころころ代わる

一つのことに集中できずに、次から次へと、気持ちが移ってしまう。
結局これって、何も実現できませんよね。

使わないノウハウは何も生み出さないし、
実現しないアイディアはただの妄想にすぎません。

こんな感じで「アイディアとノウハウ」に振り回されてしまうのには理由があります。

いろんなことをやりたいという思いが強い

この気持ちが強いと、どうしても一つのことに集中できなくなってしまいます。
あれも実現したいし、これも実現したい…

で、結局何がしたいの?ってなってしまします。

アイディア・ノウハウ自体に価値を感じてしまう

これもとっても危険な状態。
恥ずかしい話だが、私なんかはこの傾向が強い。

アイディア・ノウハウを知ったその瞬間がピークで、
そのあとは、どんどんやる気が薄れていく…

とってもダサいですよね。

「アイディアもノウハウも、行動がともなわない限り何の価値もない」
これを忘れてはいけない。

死神への対処法

では、結局、どうすれば良いのか?
それには、とっても簡単な解決策がある。

それは、「やらない」ということ。

実はこれが、私がこの記事のはじめに書いた、

『かなり前から、知識としては知っていたけれど、
それを実際に体験して、はじめて、
「あぁ〜そうゆうことか」と認識する』

の部分にあたること。

だいぶ前から「起業家や経営者はやらないことリストを作ることが重要」
という話を知識としては知っていたが、最近になって、この言葉の重要性をとても体感している。

しかし、この「やらない」が非常に難しい。
だって新しいアイディアや新しいノウハウはやりたくなっちゃうからね。

でも、それでは、あなたも私も何も実現できない道を進んでしまう。

冷静に周りを見わたして気がついたこと

この「やらない」の重要性を認識するきっかけになったのが、
自分の周りにいる、いわゆる成功者と呼べる人、憧れの人、尊敬する人。
この人たちを見たときに、ハッとした。

ぜひ、あなたも一度、確認してみて欲しい。

きっとその人たちは、「やれるけど、やらない」というスタンスを確立している。

ちなみに「やれるけど、やらない」の一番わかりやすい事例を紹介します。

『高級フレンチのレストランでは、からあげ定食はださない』

まとめ

  • 自分でビジネスをしていたり、これからビジネスをしたい!という人は大量の「アイディア・ノウハウ」に襲われることになる。
  • 「アイディア・ノウハウ」に襲われないためには「やらないことリスト」を作ることがとっても重要

「やれるけどやらない」これは、アイディア・ノウハウから身を守るという役割の他に、
「自分の守るべき場所をはっきりさせる」という役割を持つ。

「自分の守るべき場所をはっきりさせる」ということは、すなわち、
あなたの強みをはっきりさせるということ。

自分のポジショニングやUSPで悩んでいる人をたくさん見かけるが、
まずは、この「やれるけどやらないことリスト」を考えてみてはいかがでしょうか?

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