もっとはやくブログを書けるようになりたい。メルマガ1通書くだけで、かなり時間がかかってしまう。もっとはやく文章を書きたい…
起業家として活動していれば、必ずどこかで文章を書く必要があります。コピーライターはもちろん、コンサル、コーチ、セラピスト、トレーナー、カウンセラーなどなど。
あらゆるひとり起業家にとってライティングスキルは必要なものです。ブログやメルマガ書くときに役立つ7つのライティング術をご紹介します。
もくじ
タイピング上達が基礎中の基礎
タイピングスキルはライティングのスピードアップには、絶対に欠かせない要素です。
ブラインドタッチを習得して、できるだけ誤字脱字が少ない状態で素早くタイピングできるように練習しましょう。
もしあなたがタイピングが遅いとすれば、ママチャリなのに「はやく東京から大阪に行きたい!」と言っているようなものです。
タイピングが早くなるということは、バイク、車、新幹線、飛行機、リニア、などとグレードアップしていくイメージ。
最初は地味な作業でシンドイかもしれませんが、ぜひタイピングスキルは磨いていきましょう。
目指すべき目標は、頭の中で考えたことを、すらすらと文章にしていける状態です。
数稽古こそ最高の近道
とにかく量をこなす。これがライティングのスピードを上げる近道です。
音楽家が1日楽器を触らないだけで、感覚が鈍ってしまうことと原理は同じ。どんなにパソコンが苦手で、どんなに初心者であっても、毎日毎日書いていたら、確実にスピードアップしていきます。
これは感覚的な問題ですが、毎日毎日タイピングすることで脳と指先が連動していくようになります。神経のシナプスが1つ1つ繋がっていくイメージです。
案件があれば、毎日案件を書く。もし案件がないなら、自分のブログを作って書く。もしくは、メルマガを書いてみること。
それすらも抵抗があるなら、パソコンの中のメモ帳に自分の日記を書いていきましょう。誰にも見られることがないので、自由に、好きなように、書くことができますよね。
とにかく毎日書くという環境を作ること。これを意識して、実践してみてください。
キーボードを味方にする
そもそもの大前提ですが、ライティング作業はパソコンで行いましょう。
そして、パソコンのキーボードで使えるショートカットキーをマスターすること。これがライティングのスピードを上げてくれます。
例えば、文章をコピーしたいとき。いちいちマウスを使うとタイピングのリズムが崩れてしまいますよね。それは非常に勿体無い。
ライティングモードの思考も遮断されてしまうので、集中が途切れやすい状況を自ら作っている状態になります。
できるだけキーボードを使って、必要な操作ができるようになりましょう。
僕はMacを使っているので、Macのショートカットキーをご紹介します。下記のショートカットキーを覚えておくと、ライティング作業中とても便利です。
command(⌘) + A: すべて選択
command(⌘) + C: コピー
command(⌘) + V: ペースト
command(⌘) + X: 切り取り
command(⌘) + S: 保存
command(⌘) + B: 太字にする
command(⌘) + F: ページ内を検索
command(⌘) + Z: 入力を取り消す
command(⌘) + shift(⇧)+Z: やり直す
shift(⇧)+矢印(→, ←,↑,↓):文字の選択
command(⌘)+tabキー:使用中のアプリの選択
command(⌘)+P:PDFで書き出す
Windowsだと、『command(⌘) 』ではなく『Ctrl』のようです。
「作業興奮」を味方につける
ライティングスピードを上げたい場合、作業に集中することがとても大事。
「でもどうしてもやる気が出ない!」という時もあると思います。そんな時にオススメなのが、とりあえず何でもいいから書いてみるという作業をすること。
例えばこんな感じ。
あーかけない、だるい、めんどくさい、でも書かないと、何書こうかな、どうやって書こうかな、ていうかちょっと腹減ったなーー、でもちょっと頑張るか、どうしよっかなーーーー
こんな感じで、頭の中で考えていることをそのまま書きだしいる(タイピングしている)と、自然とやる気になってきて、いつの間にかライティング作業に集中できます。
「とりあえずやってみる」がキーワード。
とりあえずやってみることで、脳に刺激が加わって、軽くドーパミンが出てくることが脳科学的にも実証されているようです。ぜひ試してみてください。
誰に見せるわけでもないので、そのとき頭の中にあることを素直に書き出してみてくださいね。
ちなみに、僕がオススメのタイマーはこれ→focus booster
33分33秒の法則
33分33秒の法則はユージン・シュワルツというアメリカの伝説のコピーライターが考えた集中力を作りだす方法です。
法則の名の通り、33分33秒ごとに時間を区切って作業するというもの。
100均で売っているようなタイマーを使って、33分33秒作業する。タイマーがなったら、10〜15分休憩。これが1セットです。
ユージン・シュワルツは1日6セットでやっていたようですが、まずはできそうな回数から始めてみればいいと思います。
ちなみにユージン・シュワルツが33分33秒の法則を実践していたときは、次のようなルールを決めていたようです。
- 33分33秒のタイマーをセットする。
- どんな理由があっても席を離れない。
- コーヒーは飲んでもいい。
- 仕事をしなくてもいい。
- 何もしなくてもいい。
- 本来の目的以外の事をしてはいけない。
- タイマーがなったら、席を離れて休憩する。
「33分33秒」はあくまでも1つの目安。そんなふうに考えてみるのが僕のオススメです。実際にこの方法を実践している人たちの多くは「33分33秒」にあまりこだわっていません。
例えば、『「作業50分+「休憩10分」=1セット』と設定している人は多いです。
あなたが実践しやすい作業時間を見つけてみてください。
ただし、最長でも60分ぐらいにしておきましょう。60分を超えてくると、どうしても集中力は落ちてきます。
切りが悪いから、やめる
ライティング作業は「もう少しだけやりたい!」と感じるところで中断するようにしてください。
- あとちょっとだけ
- ここだけ終わらせたい
- もう少しだけ
いい感じのところで中断することで、次にライティング作業をスタートする時、スムーズに始めることができます。
ライティング作業を中断するポイントが、次の作業のモチベーションに大きく影響するということです。
「さて、何書こうかな」という0スタートの状態でパソコンの目に座っても、何も書けないのが普通です。こうした状況を避けるための秘訣が、中途半端にやめることなんです。
「さぁ、続きをやろう」ぐらいの感じでスムーズに作業に取りかかれる状況を作っておくことをぜひ意識してみてください。
さいごに、1番大事なこと
1番大事なことは「書くための準備」をしておくこと。つまりリサーチです。
ライティング初心者の人ほど、真っ白なパソコン画面とにらめっこしがち。でもそれは何も書けなくて当然です。
「書くための材料を集める。それから書く。」この流れを忘れないようにしてください。
ライティングのスピードを上げるための方法は、センスとか才能というよりも、1つのスキルです。「スキル=誰でも身に付けることができる」ということです。
ここで紹介した方法は、ぜひ実践して身につけてください。そうすることで、あなたのライティングのスピードを上げることができますよ。