webマーケティングってなにすればいいの?どうすれば集客できるの?売上をゲットできるの?
個人起業家のためのwebマーケティングはいろんな手法があると思います。その中でも、「これが王道でしょ」といえるwebマーケティングの流れを1つ紹介します。
- 個人でビジネスしたいけど、何していいのかわからない
- 今、個人起業しているけれど、集客・売上に悩んでる
こうした悩みを抱えているなら、ぜひこの記事の内容をチャックしてください。その悩みを解消してもらうために、あなたが取り組むべき活動の全体像をわかりやすく解説していきます。
個人人起業家とは?
ここでは『1人でビジネスをしている人』を意味しています。
- コピーライター
- コンサルタント
- コーチ
- セラピスト
- トレーナー
- カウンセラー
など。
もくじ
個人起業家のマーケティング全体像|この流れを構築しよう!
早速ですが、個人起業家が実践するべきwebマーケティングの全体像を図で示すと次のようになります。
用語解説
- SEO:Google(グーグルの検索エンジン)やYahoo!(Yahoo!の検索エンジン)からアクセスを集めるようにするための対策。
- SNS:ソーシャルメディア。Facebook・Youtube・LINE@・Instagram。
- 動画:Youtubeが最もポピュラーな媒体。
- 広告:PPC広告やFacebook広告。(お金に余裕がある人向け。)
- ブログ:ワードプレスで作るブログ。
- ランディングページ(LP):ここでは見込み客のメルマガリスト獲得のためのwebページのことを意味する。見込み客とは、あなたのお客様になる可能性がある人(可能性が高い人)のこと。無料オファーを使ってメルマガリストを集める。
- ステップメール:あらかじめ作成しておいたメルマガを、決めた順番通りに送るシステム。(メルマガ=メールマガジン。読者にメールを通して情報を提供する。)
- FE(フロントエンド商品):見込み客に1番最初に購入してもらう商品。基本的な安価な商品。安い値段にする理由は、自分の商品を体験してもらうため。
- BE(バックエンド商品):自分が1番売りたい商品。メインの商品。この商品が売れることで初めて利益が生まれる。あなたの収入になる。
上図が個人起業家が実践するべきマーケティング活動の全体像です。この流れを作る活動をすることが、個人起業家にとってのwebマーケティング活動になります。
コピーライターも含め、個人起業家として売上獲得を目指すなら、上図の流れを構築することを意識してください。
個人のwebマーケティング全体像|縦軸視点で「お客様との関係性」を理解しよう
前述のwebマーケティングの全体像を縦軸で見ると、「お客様とあなたとの関係性」を把握しやすくなります。いつも下図のように、webマーケティングの全体像を考えられることがとても重要です。
用語解説
- ターゲット・見込み客:あなたの商品・サービスを必要としている人たち
- 見込み客:お客様になる可能性が高い人(この段階では、あなたに多少なりとも興味を持っている。)
- 顧客:1回でもいいから自分の商品・サービスにお金を払ってくれた人
- 優良顧客:バックエンド商品を購入してくれたお客様。
お客様との関係性を意識するということは、お客様のあなたに対する『信頼度(ファン度)』を意識することでもあります。つまり、お客様との関係性が変化するにつれて、お客様から得る信頼度が変化していると考えてください。
当然、「ターゲット〜見込み客〜顧客〜優良顧客」と変化していくにつれて、あなたに対する信頼度は増していきます。このときのお客様の心情の変化は、まるで恋愛のようなので、マーケティング活動を恋愛に例える人も多いですよね。
全体像の流れに沿ってwebマーケティングを実践していくときは、「お客様との関係性(あなたに対する信頼度)」を常に意識しましょう。
<参考例>個人起業家がよくやる間違い
「見込み客」の状態の人に、「この商品買ってください!」と、いきなりバックエンド商品を売っても、当然買いませんよね(まぁ、ごくごく稀に買ってくれる人がいるかもしれませんが…)。
ここまでにお伝えしているwebマーケティング全体像が頭に入っていれば、「そんなの当たり前じゃん!」って感じると思います。でも多くの個人起業家がこの間違いを犯しているんです(実は僕自身も、よくやっていました、、、)。
webマーケティング全体像「再確認はこちら」
じゃあ、なんで見込み客にいきなりバックエンドを売ってしまうのか?
それは『横軸視点』があることを忘れているからです。
個人のwebマーケティング全体像|横軸視点で「お客様への関わり方」を理解しよう
「見込み客にいきなりのバックエンドを売ってしまう。」この間違いを犯さないためには、もう1つの横軸視点をしっかり理解しておきましょう。(下図、『黄緑の矢印』が横軸視点です。)
「あなたがどのような意図を持って、ターゲット・見込み客・顧客に接していけばいいのか?」それを理解しやすくなるのが横軸視点です。この視点を持っていると、バックエンド商品を売るため(=売上を獲得するため)には、次の流れをたどることが理解できると思います。
- あなたのことを知ってもらう。興味を持ってもらう。無料オファーを活用して、見込み客をのリストを獲得する。
- 見込み客と信頼関係を構築する。
- FE(フロントエンド商品)の販売する。あなたの商品・サービスを体験してもらう。
- BE(バックエンド商品)の販売する。1番売りたい商品・サービスを販売する。
- フォロー・サポートしていく。
もしもあなたが「思うように集客できない」「セールスしても断られることが多い」などと悩んでいるならば、『認知→教育→セールス(FE)→セールス(BE)』という横軸視点を、意識してみてください。
webマーケティング全体像×コピーライティング
『コピーライティングのスキルさえあれば、マーケティングは成功する』
もしあなたがこのように考えているとしたら、とても危険な状態といえます。なぜなら、コピーライティングの効果を最大限にするためには、『3つのM』を理解しておく必要があるからです。そして、『3つのM』を理解するためには、webマーケティング全体像への理解が必要になります。
コピーを書くときは、常に『3つのM』を忘れないこと。これはとても重要です。
忘れてはいけない「3つのM」とは?
マーケティングの専門用語で『3M(スリーエム)』と呼ばれています。ダン・ケネディといアメリカのマーケターが提唱したとても重要な考え方なので、ぜひ覚えておきましょう。
用語解説
- マーケット(Market)業界やお客様のこと。
- メディア(Media)広告媒体のこと。ブログやSNSは代表的なメディアの1つ。
- メッセージ(Message)メッセージ。文章。コピーのこと。直接話す内容も含まれる。
3Mがぴったりマッチした時、成果を手にすることができます。
つまり『3M』と『webマーケティング全体像』を合わせると、次のように考えることができます。
- マーケット(Market):お客様の状態(=縦軸視点で考える)
- メディア(Media):どのメディアにメッセージを掲載するのか(=SEO・SNS・動画・LPなど、使うメディアを考える)
- メッセージ(Message):どんなメッセージを書くのか(=横軸視点の意識「誰に何を伝えるのか?」を考える)
まとめ
個人起業家のwebマーケティング全体像、この流れを常にイメージできるようにしておきましょう。全体像のイメージ像が頭の中に入っていると、「どんな集客活動をしていけばいいのか?」「自分が次に何をすればいいのか?」という迷いが無くなっていきます。
- 自分はどこが弱いのか?集客?セールス?
- どの活動に力を入れたら集客できるのか?売上につながるのか?
- どんなメッセージを送っていけばいいのか?
など。webマーケティング全体像が頭の中で整理されてくると、自分の状況に合わせてマーケティング活動を進めていけるようになります(※本来は『KPI』という指標からの状況判断が必要です。それはまた別の機会にお伝えします)。
ここでお伝えした『webマーケティング全体像』を理解し、1つ1つのメディア(ブログやランディングページなど)を構築していくことから初めてみてください。