私たちは日常
人と自然と会話をします。
基本的に、特別なことではなく
考えなくてもできることです。
しかし会話の中で「わかってもらえた感」が
結構 ”ないな” と感じませんか?
それはなぜでしょうか?…
もくじ
伝える価値を考える
日常生活でどんなに会話しても
SNSでどんなに『イイネ』を押されても
振り返ると「人に伝わった感覚がない」
もしくは「本当に自分の伝えたいことが伝わったのかな?」
と感じる方も意外と多いと思います。
言葉を発することはとても簡単ですが、
反対に、伝えることは難しいですよね。
「伝えたいことを100%伝えることは難しい」
これは、みんな共通の悩みだと思います。
コピーで価値を伝えることも難しい
たとえば、
性能のいい掃除機をネットで販売したいとします。
- この商品、いいんです
- 機能がすごいんです
- 最新モデルなんです
でも、これでは、相手に価値が伝わりづらいです。
- どうしてあなたはその商品をすすめるのでしょうか?
- その商品の何がいいのでしょうか?
- どんな人にとっていいのでしょうか?
こういった質問に対して深く考える必要があります。
お客さんが喜ぶ価値を伝える
あなたにも「好きな感覚、嫌いな感覚」
というものがあると思います。
あなたの商品を販売する際も
- 「しつこくて嫌だな」と感じる売り方
- 「魅力的で好きだな」と感じる売り方
があるものです。
どうせなら「お客さんが喜んでくれるような売り方」がしたいですね。
未来に得られる価値を伝える
あなたのご自宅にはソファーはありますか?
ないとしても一度は座ったことがあると思います。
では、ソファーをネットで販売したい!となった時に、
多くの人はセールスレターに
ソファーの「座り心地」や「素材」など、
ソファーの「特徴」をたくさん伝えてしまいます。
けれども、そのソファーの提供してくれる本当の価値は
「ソファーに座って、ほっと一息つくこと」
だったりします。
実はこれがお客さんに価値を伝える時に
とっても大切な視点・伝え方になります。
お客さんも、ソファーの座り心地や素材を大切にしていますが、
その商品・サービスを購入した先にある、
「ほっと一息つくこと」や「家族で身を寄せてゆっくりくつろげること」
に本当の価値を感じているものです。
こういったアイデアは、
あなたが一歩深く自分の商品のことを考えることで生まれてきます。
今回のケースでは、
「確かにソファーの座り心地はいいけど、本当は、どんな価値を提供しているのか?」
と考えてみたのです。
一度あなたの商品・サービスの売り文句が決まったら、
こんなふうに考えてみてください。
- 本当の価値って何だろう?
- でっ?これを買ったら結局どうなるの?
こんな質問を自分に向けてみてください。
今までとは違う価値に気づくことができます。
深く考えれば、考えるほど、
お客さんの「欲しい!」気持ちにつながっていきます。
お客さんの「欲しい!」気持ちにつながることができれば、
あなたの商品の価値をお客さんに向けて伝えるために役立つものになります。
まとめ
- あなたの商品・サービスの本当の価値を伝えるためには、
その商品・サービスを通して得られる未来の価値をお伝えしましょう。
その未来の価値を考えるためには
- この商品の本当の価値は何だろう?
- お客さんは、この商品・サービスを通して何を楽しんでいるのだろう?
などと、考えてみてください。
あなたの商品・サービスが持つ「本当の価値」を伝える大きなヒントになります。
ぜひ実践してみてくださいね。
ps.
プレゼンや店頭販売で商品の説明をする時にも、
どうしても他の会社と似通ってしまったり、
「もっと本質的な価値を提供しているはず」と思ったりするなら、
一度この考え方を実践してみてください。