コピーライターとしてライティング作業に集中したいとき、役立つのがカウントダウンタイマーの存在です。
例えばカウントダウンタイマーを10分でに設定して、10分間だけ書く作業に集中する。たったこれだけで、作業効率を高めることができます。
ここでは紹介するのはfocus boosterという無料で利用できるカウントダウンタイマーの使い方です。
もしあなたが「まだカウントダウンタイマーを持っていない」もしくは、「カウントダウンタイマーを探している」というなら、focus boosterを使ってみてください。
もくじ
focus boosterを無料ダウンロードしよう
focus boosterはWindowsとMac、どちらでも利用可能です。以下のサイトから、無料でダウンロードすることができます。
Macはこちら
https://focus-booster.jp.uptodown.com/mac/download
Windowsはこちら
https://focus-booster.jp.uptodown.com/windows/download
focus boosterのインストール&設定方法
Macバージョンでの画面で説明していきます。Windowsの方も表示される画面はきっと同じだと思うので、参考にしてください。
【ステップ1】インストールしてfocus boosterを開く
アプリの中から、focusboosterを選択して『開く』を選択しましょう。
focus boosterにカーソルを合わせてから『右クリック』→『開く』を選択しましょう。
【ステップ2】focus boosterの設定画面へ
focus boosterの設定画面へ
【ステップ3】focus boosterの設定内容を確認して好みの設定をしよう!
設定項目(上画像の内容)
- Session=作業時間の長さの設定
- Session Length=カウントダウンする作業時間の長さ
- Play session tracking sound?=カウンドダウン中に「カチカチ」鳴る音いる?
- Play session complete sound?=カウンドダウン終了の音いる?
- Break=休憩時間の長さ
- Break Length=カウントダウンする休憩時間の長さ
- Play break tracking sound?=カウンドダウン中に「カチカチ」鳴る音いる?
- Play break complete sound?=カウンドダウン終了の音いる?
- Mini timer=ミニタイマーの設定
- Minimize main window?=ミニタイマーを利用した時に、メイン画面を隠しますか?*
focus boosterでできること・できないこと
■focus boosterでできること
- カウントダウン機能
- カウントダウン中の音の有無の設定
- 「分単位」での時間設定(1分〜90分)
- 休憩時間の設定(1分〜30分)
- 画面をミニタイマータイプにできる
■focus boosterでできないこと
- 「秒単位」の設定
- 途中からリスタートができない(一度タイマーを止めたら、そこで終了)
- デザインの変更(現バージョンでは変更できないみたいです)
- 設定が1つしか保存できない(時間設定を変えたい時に少しめんどくさい)
focus boosterおすすめの設定方法【コピーライター編】
僕自身がfocus boosterを使い分けている方法は2つです。
1つは、長文の文章を書く場合の設定。ブログ記事やランディングページなど書くときにおすすめの設定です。(その他のパソコン作業もこの設定です。)
もう1つは、短時間で文章を書きあげてしまいたい場合の設定。メルマガを書くときにおすすめの設定です。
【設定方法1】長文の文章を書く場合
長文コピーを書くときのfocus boosterの設定を紹介します。
- 時間:50分に設定
- tracking soundなし
- complete soundあり
- 休憩:10分に設定
- tracking soundなし
- complete soundあり
- Mini timer:どちらでも良い
この設定にすると『50分書いて、10分休む』という『60分1セット』のリズム(作業ペース)を作ることができます。
例えば、ブログを書くなら、1〜3セット回せば1記事を書くことができると思います。(もちろん、文章量や作り込み方によって変化しますけどね。)
この設定がおすすめポイント
どんな人でもだいたい1時間ぐらいで集中力が切れると思います。『60分1セット』の設定は、人が持つ集中力の特性に合わせているので自然と作業がはかどりやすいです。
『60分1セット』を実践するときのポイントは、50分の作業時間が終わったら、どんなに中途半端なところでもピタッと作業を止めること。
「ここだけ書いたら休憩しよう!」
「キリのいいとこまで書いて休憩しよう!」
こうした気持ちを殺して、休憩してしまうのがオススメです。
「ここだけ書いたら」「キリのいいとこまで」という気持ちを残しておくと、次の作業を始めるときに、すんなり作業を再開することができます。
逆に「キリのいいところ」で終わっている文章だと、再開するときに「さて、次は何書くんだっけ…」という感じになってしまうことが多いからです。
【設定方法2】短時間で文章を書きあげてしまいたい場合
比較的、短文コピー(2000文字以下)を書くときのfocusboosterの設定を紹介します。
- 時間:10分に設定
- tracking soundなし
- complete soundあり
- 休憩:10分に設定
- tracking soundなし
- complete soundあり
- Mini timer:どちらでも良い
この設定にした場合は、『10分書いて、10分で推敲(すいこう)』と考えます。すると『20分で1記事書く』という作業のリズムを作ることができます。
例えばメルマガを書く場合。
最初の10分間に集中してメルマガの文章を書きます。そして、「ジリジリ」とコンプリートサウンドがなったら、執筆はそこで終了。
つぎの休憩10分の時間を使って、書いた記事を推敲します。
この設定がおすすめポイント
この設定のいいところは、自分の成長を数字で実感できることです。
最初は10分+10分でメルマガ1本を書くことは、難しいと思います。僕自身、何度も何度もチャレンジして20分で1本書けるようになりました。
最初は「え、もう終わり!?」ってぐらい書けなかったです。
でもちょっと無視しながらでもやってると、だんだん時間内にかけるようになってきます。そうなってくると結構楽しいと思います。
・最初の10分で本文が書けた!
・はじめて20分で完成できた!
・20分でいい感じの記事が書けた!
など。10分+10分という数字があることで、自分の成長を目で見て実感することができるんです。
もしあなたがライティングのスピードを上げたい、短い時間で質の高いコピーを書けるようになりたいと感じているなら、ぜひこの設定は試して欲しいと思います。
10分+10分が大変そうな場合は、「25分+25分」からスタートしてみてください!
ご紹介した2つの設定はあくまでも僕が使っているオススメの設定方法です。あなたにとって最適な設定方法を見つけて、focusboosterを有効活用してくださいね。
さいごに
コピーライターとして、ライティング作業への集中力はとても大事な要素です。
「だらだら書いていたら1日・2日かかる作業が、集中して書けば2〜3時間で終わる」なんてことは普通にあります。
focusboosterを使ってライディングの集中力を管理することは、コピーライターとしてのスキルアップにもつながるので、ぜひ試してみてください。