サービス業とは何か?を考え始めたきっかけ

猿が考えている姿

あなたは現在、どんな商品やサービスを取り扱っていますか?

  • 飲食店ならもちろん、食事そのもの
  • 美容室なら、髪を切ること
  • エステサロンなら、エステの技術

各ビジネスによって、絶対的な商品・サービスというものがありますよね。
しかし、絶対的な商品・サービス以外を求めるお客さんもいると思います。

では、あなたのお客さんは

Q. 何を求めてあなたの商品・サービスを購入してくれているのか?

と聞かれたら、
あなたは、どんなふうに答えますか?

私の答えは、商品やサービスに加わる”プラスα”の部分だと思います。

でもかつて私が、この”プラスα”という部分が「本当に難しいな…」
と経験したことがあります。

サービス業とマーケティング

私はかつて整体師として、
人の体を良くしたい!と思いお仕事をしていました。

良く言われることですが、
整体師は「サービス業」ということ。

しかし、整体師さんの多くは職人気質。
「人を元気にしてあげたい」と思い、
たくさん勉強し、日々、仕事に励んでいます。

でも、それだけでは「正直、生活できない…」
という状況になることも多くあります。

それは「どんなにいい治療をしていてもお客さんは自然に来ないから」
という現実にぶつかるからです。

たまに耳にすような「ゴットハンドで口コミ客が溢れかえっている」
なんて状況は超少数派です。

こんなふうになれれば一番良いですが、
基本、そこを目指すのは難しいです。

現在「ゴットハンド」と言われている整体師さん達も、
「ゴットハンド」と言われる前の、
血の滲むような努力とマーケティング実践の結果、
今そう言われるようになっている。

ということの方が圧倒的に多いです。

ということは、やはり、
整体師であろうとマーケティングは欠かせないということになります。

サービス業として整体を考える

突然ですが、質問です。

「お客さんが整体に来るのは、体を治したいからじゃないよ?」
と言われたら、あなたはどう思いますか?

少し考えてみてくださいね。

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

いかがでしたか?
先に正解を言ってしまえば、特に正解はありません。
(と私は考えています。)

しかし、私が初めてこの言葉を院長から聞いた時は
「はっ?何いってんの?」って思いました。

正直、理解不能でした。「アホかこいつ」とすら考えていました。

でも今では、この質問を理解できるかどうか。
そして、自分なりの解答を持てるかどうか。

それが「整体」という「サービス業」をしていく上では、
本当に大きなポイントになると考えています。

サービス業とは何か?を考える

あなたは整体と聞くと、
どんなイメージを持たれますか?

多分、こんな感じではありませんか?

  • 骨をバキバキされる
  • 姿勢を良くしてくれる
  • 腰痛を治してくれる
  • 骨盤矯正してくれる
  • 足の長さをそろえてくれる

などなど。

これらのイメージは間違ってはいないけれど、
私としては少し訂正したいイメージです。

というのも、
現在の「整体師」と言われる人たちで
トップレベルの人たちは、当たり前のように
もっと難しい症状の人を相手に施術をしているからです。

例えば、

  • アトピー
  • 花粉症
  • 不妊症
  • がん
  • いわゆる難病と呼ばれる病気

などなど。

まぁ、この辺は正直、
「そんなことできるわけないじゃん」
「何いってんのおまえ」
「あ〜、危ない方向にいちゃった」
と思われるかもしれない。

けれど、実際に成果を出している整体師さんは何人もいるし、
またそのようになりたい!と勉強されている整体師さんもたくさんいる。

私も「そのようになりたい!」と思っていた端くれの整体師でした。

ある患者さんとの出会い

ある時私は「パーキンソン病」という難病の患者さんを
担当して施術させていただく機会がありました。

まず初めに、問診をして、患者さん状態や思いを、
しっかり時間をとって確認します。

そして、その時の患者さんが私に伝えた思いは
たった一つだけでした。

それは「治したいんです」という思い。

「治したいんです」という言葉の真意

それからというもの、
私も自分にできることはすべてやろう!
という意気込みで、その患者さんの担当をしていました。

当時の自分が持てる知識・技術を総動員して、
施術をしていました。

そして、少しずつ患者さんの体に変化が出てきた(と自分では思っていた)頃に
患者さんは一言、私に言いました。

「先生、そんな一生懸命やらんでいいで、普通にマッサージだけして」

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

衝撃的でしたね。

あれっ?治したいんじゃないの?…
えっ?…

しばらく、頭の回転とまりました。

そして、その後は、この患者さんに
何していいのか、さっぱりわからなくなってしまいました。

そして後日、私はこの患者さんの担当を外されました。

「プラスα」の重要性

この経験をした時に初めて、

「お客さんが整体に来るのは、体を治したいからじゃないよ?」

という言葉の真意が少し分かった気がしました。

もちろん、本当に治したくてきている人もいる。
しかし、そうじゃない人もいる。

では、この「そうじゃない人」っていうのは
何を求めてきているのか?

そこを考えて、探して、答えを見つけて、
その答えを提示してあげるのが「ビジネスとしての整体」なのかな?
とそのとき初めて考えました。

最後に

きっと今のあなたのビジネスにも必ず、
この「そうじゃない人」って存在すると思います。

あなたのお客さんは、あなたの商品・サービスを求めているのか?
それとも「それ以外の部分」を求めているのか?

もしもあなたがサービス業であろうが、他の業種であろうが、
このポイントを考えることはとても大切だと思います。

この「それ以外の部分」への判断や対応が
あなたの「ビジネス」を成長させる
1つの大きなポイントになると私は考えています。

ps.
だからこそ、お客さんの声って、とっても大切ですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です